アトリエDEF通信

さてさて、甘楽町に出没したキノは週末、富岡方面からすると群馬の逆サイド、東毛エリアの桐生市に行ってまいりました。

 

この度、桐生市にて7〜80年ほど経ったお家のリフォーム物件が完成し、完成見学会を行わせていただけることになったからであります〜(^^)

 

こちらが、施工前の物件の様子↓

 

そして、改修後の完成写真↓

 

漆喰で塗られた趣きのあるお宅を、DEF風に再生◎

 

基礎は残しました。一部、水回り付近で弱っていた部分は新しいコンクリートへ。

構造材は、壁を開けて中を見て、使えるものは残し、心配な部分は新材で補強。

 

南側にあった玄関を、改修後は北側に配置。

その分、日当たりの良いリビングを少し広めにしたり、縁側やぬれ縁も作ることができました。

 

時代を感じる装飾のあるガラスがはめ込まれた建具も再利用し、新しさを感じる色の床板や漆喰仕上げの壁の中に、こげ茶色のクラシックな建具が目を引きます。

 

そう。こちらも平屋のお宅。平屋関連の仕事がここのところ続いています(^^)

 

完成前も後も、趣きのある建物。

それに想起され、お茶屋さんをイメージして「蒸しパン」を仕込み、蒸し器でふかしてご提供◎

 

抹茶、紅芋、柚子。控えめだけど優しく程よい甘さが美味でした(^^)まだ北風の寒いこの季節、暖かいお茶菓子が体も心も温めてくれましたよ〜

 

桐生の街や人が、もしくはこのお家が、はたまたお施主様の人柄がそうさせたのかわかりませんが、たくさんの方に来場していただいたにも関わらず、一度に大勢でごった返すこともなく、来場者の皆さまとそれぞれゆっくり触れ合えたことが嬉しかったです(^^)

 

お施主のY様、本日は、竣工、誠におめでとうございました(^^)