kanto
群馬だより〜残念なお知らせ
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悔しいです!(T^T)
キノです。
日干しレンガは、おおよそ2週間前後で乾きます。「群馬だより〜ピザ窯作ります!その1」で作ったものを、そろそろだな〜と思いつつ乾き具合を調べてみました。
カッチカチやぞ!になっていることを期待して触ってみると…
ファ!?
フッカフカやで!?
いや、フッカフカは言いすぎですが、表面を指で押すと少し内側に沈む感触。
軽くこするだけで簡単に崩れてしまいました。
な、なんじゃこりゃぁ!?
以前作ったサンプルのレンガと比べてみました。
色の違いは乾燥の日数ですが、表面が全く違いますよね。サンプルのほうがまだ表面が綺麗です。
残念ですが、日干しレンガ制作は失敗です… orz
原因は「霜」ではないかと話しています。
土ですから、霜がおりますよね。この時期。霜は、地面から出てくるように、土を持ち上げるようにできます。
昼間、それが溶けるとどうでしょう。そこに小さな空洞ができるのではないかと。
その状態で乾燥するわけですから、そう、こんなサックサクのエアーインチョコレートができてしまったわけであります。
水を含んだ土は重いんです。
レンガ作り、けっこう重労働なんです。しゃがんで作業するので腰も痛くなるし…
悔しいです!(T^T)
全ての苦労が水の泡!泡が入って水の泡!ってうまいことすら言えません(大涙)
でも大丈夫!切り替えは早いほうがいいです(笑)
レンガは水を足せば土に戻ります!
ということで、船(入れ物)に戻してみました。
その際、落としたはずみでグシャっと。
少しスコップで触っただけでこの有様↓。
エアーインな感じがよくわかるのではないでしょうか。
サンプルのレンガは、このブログの日に作ったので12月2日。
新しいほうは、12月25日に作りました。クリスマスに泥遊び(笑)
その差23日、3週間。
自然の掟を理解し、先を読み、もっと早くに作るべきでした…
あああぁぁあぁあぁぁ…orz
この後、乾燥したレンガに水を混ぜ、元通りのとろける土に戻すのも、たいへんな重労働でした。八ヶ岳での雪かきに負けず劣らず、額に汗をかき、体を動かしたのではないかと思います。
もう少し暖かくなったらレンガ造りに再挑戦!
キノ