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木もれび通信~ほとりの家へお邪魔 後編~
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こんばんは~。さくらいでーす。
今日は、事務所の中が意外と涼しかった群馬から、
先日お邪魔した「ほとりの家」の後編のレポートを書きたいと思います。
ちなみに!前編はこちら→(^^)
軽井沢の手前、御代田町の七口池のほとりにあるご夫婦二人住まい。
ご自分達で、芝を張ったり畑を作ったり、木を植えたり、
素敵なお庭の小道も木の皮が敷き詰められていて、決して大きくはないけれど、
お二人の手が行き届いていて気持ちのいいお家でした。
先日は、この家の石垣を下りた七口池のほとりの草花と共にある暮らしを紹介しましたが、
今日は中の様子の紹介です。
外観は板張りと左官の塗り壁。
お家の外壁に塗ったのはウッドロングエコという、
植物を主成分とした、保護材を塗っています。
塗ったのは、ご夫婦ご本人たち。
刷毛で一生懸命塗ったようです。
二度塗りしたということこで、
5年経って色がますます深みがましていました。
ちなみに、木の種類は唐松です。
水道に絡むアイビーが雰囲気ありますね。
そして玄関。
古いものが好きなお二人。
どこかのバスの停留所の看板?がおうちの表札のようになっています。
「ほとりの家 前」
とってもユニーク。列車マニアの旦那さん、乗り物つながりでかな!?(^^)
中に入ると広い土間の玄関。
硝子の扉の引き戸。
引き戸からは、中の様子が見渡せました。
わぁすっきり。なんかいい色味、ほっとするな~
お家の中にあるものが、お二人の人柄を表すような
柔らかい、そして遊び心のあるものばかり。
キッチンも、色んな国のものも混じったカゴやザル。
スパイスもずらっと並んでいて。
池のまわりに生えてた、草花も特等席を与えられ、
なんだかメリーゴーランドに乗ったように、楽しそう♬
右奥は寝室で、左の和室部分はとっても景色がいい場所とのこと。
この家の設計をイメージした時、一番最初に出来上がっていた場所。
綺麗な山と緑がみえる小さな和室。
奥様のお気に入りの絵本が沢山詰まった本棚。
「お昼寝してるとね。
視界には青空しか入ってこないの。」
小さな七口池によりそうように、石垣を積んだ上にある「ほとりの家」。
池の周りにしか生息しない、珍しい鳥の鳴き声に、
鳥が低く飛んでくる不思議な場所。
大きく広げすぎない。シンプルな住まい。
自分たちで目が届く、手が届く広さ。
私も憧れます。
一生楽しめる箱。食べて寝るだけじゃない、住まいの可能性が広がりました。
今回の訪問で将来の夢を頂いた「ほとりの家」。
カエルの手の形そっくりなダンコウバイの葉っぱ。
それをイメージしたお皿。
インドスパイスから淹れて下さったチャイで、
私も時間を忘れて長いしてしまいました。
草花でままごとするのが大好きだった子供のころ。
草や木に触れて、なんでも作って遊んで。
住まいの夢を膨らましたあの頃と似た感覚になった、
素敵なご訪問でした。ありがとうございます。
★なお★