静岡のお茶屋さん。
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静岡市にある、ヒノキクラフトさんに行ってきました!
の前に、たまたま偶然出会った茶畑。
そこにいらしたおじいちゃん。
創業明治四年。300年続くお茶屋、勝又製茶「共生庵」
75歳の勝又社長。
茶畑を見たことがなかったので、気になってしょうがない。。。
急なお願いにも関わらず快く、工場と畑を案内して下さいました◎
47年前、子どもが生まれた時に「命」を実感した。
この子を守る。
言い方は悪いけど、よそ様ではなく自分たちの「命」の為に、
農薬を使わない栽培にしよう。と思ったんだよ!
昭和四十年代に無農薬有機栽培の取り組みをはじめ、
今も現役で元気にパラフルに、
お茶を栽培されています。
無農薬栽培のお茶は、一番茶しか摘まないそう。
二番茶からは、虫がすごくついてしまうこともあって、
摘まずにそのまま虫に食べてもらう。
雑草や病虫も地球に必要だからいるんだと思う。
だから農薬で殺してしまうのではなく、
共に生きる「共生」を大事にしたいんだよね。
ちょっとみっともないかもしれないけど、
家の畑は草も生えているの。
雑草がないと、お茶につく虫を食べてくれる虫が来ないから、
草取りはしない。
ようやく、虫や病気と折り合いをつける栽培方法がみえてきたからね!
農薬絶対反対!ではなくて、使わなくてもいいように、人の手を加えています。
「放任」とは違うよ!
無農薬栽培、手摘み、手もみ。
手間や技術や時間が必要。収穫量も多くはできない。
けれど、
栽培している我々も、消費者も、環境も、守りたいんだよ!
良いもの、自信を持って出せるものを作りたい。
味も香りも違うしね!やっぱしおいしいから!
大切に育てられたお茶。
小さなお店では、奥様とお嫁さんが丁寧に袋に詰めて下さいました。
ちょっと多めに入れとくね!と嬉しいサービス。
安心で安全。自然との共生。
勝又製茶のゆるぎないテーマは、
DEFの家づくりの大きなテーマと一緒。
手もみ歴64年の勝又社長の手は、分厚くて優しい手。
まっすぐ畑を見つめて、背筋もシャきっと、
さらに研究、努力するお姿に、頭が下がりました。
11月には、白いきれいなお花が咲くのだそう♪
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