イエルカさんの薪ストーブ。
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原村で建築中のお客様と、
イエルカさんの薪ストーブに会いに行ってきました◎
伊那谷にある「中川村」
細い山道をクネクネ進んだところに立派な古民家が。
チェコ出身のイエルカ・ワインさんと奥様の悦子さんが、
出迎えて下さいました。
縁側でお出迎えしてくれているような薪ストーブ。
「桃」と「WOLF」
鋼板製の手づくりの薪ストーブは、レトロな感じでかわいい♪
玄関を入ると広い土間。
ギャラリーとして使われています。
暮らしの道具も無造作にでも美しく置かれています♪
寒いから中へ入って!と通されたリビングには、
一番大きくてオーブン機能もある「大梅」が中心にいてあったか~い。
奥様の悦子さんがアップルパイを焼いて下さっていました!
ピザもスタンバイ。
アンチョビ+キノコ。モッツァレラ+トマト。
サラミ+チーズ+ハーブ。
なんかおっしゃれ~い♪
キッチングッツもステキです。
皆でランチタイム!
イエルカさんが焼いた陶器のコップや、
作家さんのお皿、お友達作のコースター、
さき織のお手拭き、
手づくりのお料理。
人の手がつくったものは、とてもステキで、
あたたかい。
お友達の作家さんに作ってもらったという陶器の器で、
カリフラワーのグラタンも!
ホクホク・とろとろで美味しい!
ご夫妻のおもてなしに、すっかり甘えさせていただきました◎
2階は織の作業場になっていました。
山羊の毛をそのままの色で、一つ一つ織っていきます。
さき織もされるそう。
奥様の作られた絨毯が実際に暮らしに使われていました。
陶芸家であり、織職人であるイエルカさん。
大鹿村で暮らしていた時、小麦も作っていて、
おいしいパンを焼きたいなと思って、
薪ストーブづくりを始めたそう(^^)
動物に畑を荒らされながら自分たちの食べ物を作ること、
家を暖めるために薪を集めること、
蜂の巣などがあってもむやみに排除しないこと…
いろんな危険や不都合があっても当たり前で、
むしろ、人間の都合通りにならないのが自然。
不便なくらいがちょうど良い。
70歳になるイエルカさんと奥さまを見ていると、
不便や不都合も楽しい、幸せ。 が伝わってきます。
自然に暮らしているご夫妻の大らかさと、
おしゃれで美しい感性に、癒されました♪
イエルカさんから、
「この娘たちをずっと可愛がって下さい。
ヨロシク オネガイシマス」と託された2台の薪ストーブ。
上田本社で建築中の現代版土壁の家実験棟に設置されます。
八ヶ岳の実験棟にはすでに設置ずみです。
自然と共に、楽しく暮らす。
こんな暮らしができたらいいな!
できることから少しづつ。
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