地域の山の木で 伐採立会い
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先週末は志賀高原のふもと山ノ内町の角間温泉の先の山の中に、木の伐採の確認に行ってきました。
春から着工のお施主さんのたっての希望で、近くの山の木を使うための視察です。あたりは当然雪だらけ。人気のない雪道を登っていくと、チェーンソー音が聞こえてきます。こんなに雪深い山の中で木は伐採されています。
材木屋の社長の案内で説明を受けます。
施主さんは親子で来てくれました。
息子さんの家ではありますが、お父様も相当に気になっているようで、そういうのがとても嬉しくなってしまいます。
今年に入ってからの伐採現場なので、現状は木を伐るため、搬出するための道作りがメインです。土木作業現場という感じです。
界隈でも質の良いスギ材が出る場所だそうで、伐採班がここに入るのを2ヶ月近くも待ちました。
全て天然乾燥でやってみたかったのですが少し時間が足りないので、少しだけ人工乾燥をする予定です。
山は建築現場から車で15分あまり。製材も隣の木島平で行ないます。図面の完成はもう少しですので、見切り発車ということになります。今の建築の世界の常識を外れると、いろいろな部分である程度の覚悟が必要となります。施主も工務店も!
材木屋の社長、森林組合の方たちにはイレギュラーなお願いに対して親切な対応をしていただきました。
木を切っているおじさんも近くに住んでいるそうで、完成したら家を見に来ると言っていました。
うれしいです。
こんなことが特別じゃない日が早く来るようにがんばっていきたいと強く思ったわけであります。
プリウスは雪道に弱いので、マルちゃんのコロナで現場まで行きましたが甘かったようで、ランドクルーザーに引っ張って助けてもらうというおまけつきでした。
そんな過酷な山の中で毎日木を切っているおじさんたちに感謝です!
kojima