台風18号接近中
- Series
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
台風18号が接近し、2年ぶりに日本上陸のようだ。
工務店の我々は、特に工事中の現場を中心にいつも緊張します。
事前の見回りや養生をしっかり行い、何事も無く台風が通過するのを見守るわけです。
長野県は台風の被害はかなり少ないほうであるが気をつけなければいけません。
建物について、地震や地盤のことを心配する方が多いですが、風の被害もしっかり考慮して家を建てないといけませんね。特に屋根は風のあおりを一番受ける場所なのでしっかりと金物で繋ぎ止めておかないといけない場所です。我々も金物のチェックの際に必ず確認する部位です。
そういえば2年前の台風で珍しく軽井沢界隈に強風が吹き荒れ、倒木による被害がひどかったのを思い出します。
きちんと根をはれないカラマツやアカマツが倒れまくった。
間伐などのを手入れしなかったために弱くなった木が倒れたのである。人工林において、手入れがされずにこのような災害が起こってしまうのは、ある意味人災かもしれない。
地面に太陽の光が届いてない、下草も生えず、土の地面がむき出しになっている山、森、林を見たらそこは災害の可能性のある場所なので覚えておいて下さい。台風や大雨のときに、木が倒れたり、土砂が崩れたりします。
またそういう山は地中に水を留めることができずに、降った雨を一気に川まで流してしまうのでますます危険です。
水は森の中の地中に長時間蓄えられて浄化されます。きれいな水がゆっくり大きな川に流れていくことで、川と川の周りの生物の多様性が生まれます。
やばい話が違う方向になっている。
今夜は台風の動きが気になりますのでこの辺で強引に終わりたいと思います。
おやすみなさい。
kojima