アトリエDEF通信

2023年になったばかりかと思っていたら、月日が経つのは早いもので、気づけばもう２月。
厳しい寒さはまだまだあれど、冬の折り返し地点を過ぎれば、いよいよ春が待ち遠しくなる今日この頃です。

さて今日は、先月21日に開催した【循環学校】自然がめぐる暮らしの座談会 ー冬ーのイベントの様子をレポートします。

会場は、東京の青山のマルチレンタルスペース「ノートルスタジオ」。
南フランスを意識した明るく優しい内装で、参加いただいたお客様もリラックスしてお話できるアットホームな雰囲気が気に入っています。

少し早く到着したお客様も、入口横のラウンジでお待ちいただけるのも嬉しい。

この日は満員御礼で、６組のご家族が参加してくれました。
東京からだけでなく、埼玉や神奈川から来てくださった方もいて、本当にありがとうございました。

お菓子を片手に、ざっくばらんに「これからの暮らし」について語り合うイベントなので、ご用意するお菓子には、毎度気合いを入れています。

今回ご用意したお菓子は・・・
佐久市で地域に寄り添い、継続と循環を促す活動をしている「マルカフェ」さんのざくざくクッキー。
佐久市望月の農家さんが作っている自家製干し芋２種。

そして、アトリエデフ八ヶ岳営業所特製の野沢菜漬け。
長野県で最もポピュラーな漬物で、八ヶ岳営業所のある原村の循環畑で育てた野沢菜を、昨年11月の暮れにみんなで漬け込んだものを持参しました。

凍てつく寒さの中ゆっくり発酵するので、長い間貯蔵が可能であり、あったかいお茶のお供に最高の一品です。

そして、もう一品。

こちらは、小諸市でとれた殻つきの信濃くるみ。
この時期、東信のエリアでは道の駅にたくさん並んでいます。
くるみ割り器で割ってもらい、剥きたてのくるみの風味を味わっていただきました。

そんな季節のお菓子とほうじ茶を飲みながら、DEFの目標や家づくりへの思い、自然とつながる暮らしを、前編・後編に分けて、約1時間お伝えしました。

前編は、DEFの自然素材の家での「循環する暮らし」について。
使う素材や職人さんへの思い、住まう人の健康を考えた家づくり、資源の循環を考えた素材選びや環境への配慮など、詳しくご説明しました。

座談会前に、参加いただいた方には、お一人ずつ自己紹介をしていただきました。
理想の暮らしや移住、生き方についてもお話しいただき、皆さまそれぞれ考えていらっしゃる事や悩みなど共有できました。

また、イベント参加の理由については、多くの方が「移住を考え始めたところで・・・」「自然の中での暮らしへの憧れが・・・」「リアルな里山での暮らしを知りたくて・・・」と、まずは情報を得たいと来てくださった様子。
きっかけは、旅行での感動だったり、子育ての環境を考えてだったり。

実際に八ヶ岳エリアと軽井沢エリアで暮らしているスタッフが里山での暮らしで感じた事・地域の特徴についてなどをお話したり、参考になりそうなオーナーさんの事例などもお伝えさせていただきました。

中には、二拠点暮らしを賃貸を借りて既にスタートされている方もいて、リアルな暮らしや寒さについて伺いました。
生の声が聞けるのも、座談会ならではかもしれませんね。

後半は、移住したオーナー様の暮らしの事例を、地域別にいくつかご紹介しました。

立地は、木々が立ち並ぶ森の中、景色の良い丘の上、周囲に畑が広がる里山とさまざま。
完全移住だけじゃなく、二拠点や別荘使いの方もおり、オーナーさんの暮らしも働き方や家族の成長に合わせて、変わってきたりしています。

場の雰囲気もずいぶんと打ち解けてきていたので、実際の暮らしの様子（写真）を見て、笑顔や感想がぽろりと飛び出すことも。

薪ストーブを活用した食のお話や家での手仕事、雪の様子や寒さについてなど、真冬の環境の中での暮らしについても、ご紹介させていただきました。

後半の座談会では、暮らしや移住の事例を見て、具体的に動き出しながらより情報を得ていくには・・・というお話で盛り上がりました。
既に、移住を決めて土地探しをしている方は、次の一歩について相談もあったり。

イベントは15時まででしたが、その後もお話がどんどん進んで、16時くらいまでいてくださる方も。
参加された方の、次の一歩につながるイベントになってくれてると嬉しいです。

一緒に参加してくれた３兄妹。
お母さんの後ろで各々お菓子を食べながら、時折チラチラとスライドを見たり、持ってきた本やおもちゃで遊んでくれてました。

他には、赤ちゃん連れのご家族も。
お腹いっぱいだったのかな、イベントの間ずーっとスヤスヤかわいい寝顔で眠ってました。

次回は、ぜひ各地の営業所やモデルハウスに遊びに来てくださいね。
また会えることを楽しみに、お待ちしています！

移住相談室　山口