アトリエDEF通信

先日　八ヶ岳でお世話になっている左官屋さんへ打ち合わせ行った時の話

ゆっくりお茶とお菓子を頂きながら　真面目に左官のおさめ方の打合せを終わらせたとき　80歳を超してもまだ現役の職人のお父さんが

ちょっと２階の俺の部屋に来てよと　自分の部屋に案内してくれました

左官屋さんなのに　板をいっぱい貼った部屋

デフの現場で使っている　桧の天井板の端材を利用して貼った壁

板の向きを交互にしてアクセントにしたようです（ちなみに　下の方に貼ってあるのも　収納などに使っている板の切れ端）

お父さん曰く

なんか左官だけだと飽きちゃってさ～　左官材で遊ぶのも楽しいけどちょっと飽きたから、現場から切れ端もらってきて　貼ってみた

やっぱり職人さんなので　貼り方もこだわったみたい。良く見ると　家のいろんなところにデフの現場の端材が貼ってありました。（いつも　写真を撮り忘れてしまいます）

デフの材料は　香りもいいから少しずつ端材をもらってきて　貼ってみたんだ。いい感じだろ。

うれしそうな笑顔で話すお父さん。横には 若い時に無理して買った自慢のステレオ・趣味の登山の時に撮った綺麗な山の写真も飾られていて　大人の部屋って感じですごく良い。

でも最後に　やっぱり大工より左官の方が楽しいかなと一言。次は　何して遊ぼ～かな～と嬉しそうに悩んでいるお父さんはすごくかっこよく見えました。

デフでは　現場の端材はいつもﾏｷｽﾄｰﾌﾞの焚き付けとしてお施主さんに使ってもらっています。でもそれ以外で　こんな形で使ってもらえると　すごくうれしくなりました。

コロナウイルスで子供が休校中に一緒に自宅の庭に建築した（？）小屋。夏休みになったら子供と一緒に内壁に貼ってみようかな。ついでに　床も貼って・土壁も付けて・・・・だんだん贅沢な小屋になっていきます

最近　床が無い・壁が無いと苦情を受けていたので、是非自分たちで大変さ・面白さをわかる為にやってもらいたいと思います。(たぶん　すぐ自転車で逃亡するとは思いますが・・・）

えび