山梨だより~北杜市明野町 ワイナリーの上棟式を行いました~
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こんにちは。
山梨営業所の中森です。
一昨日のブログでお伝えしていましたが、北杜市明野町で建築が始まったワイナリー「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」が無事上棟しました。柱のない大空間をつくるためのトラス構造を組み込んだ木造軸組みの大規模建築です。
その無事の上棟を祝う、「上棟式」を本日執り行いました。朝方に少し雨の気配があり心配しましたが、お昼頃には、しっかり天気も回復し、今日の晴れの儀式をお祝いしてくれたようです。
今日の上棟式には、アトリエデフの面々はもちろんのこと、木工事を担う大工さん5名、構造材をお願いしたくりこまくんえんさん(はるばる宮城から!)、地主さん、ご家族とたくさんの方に参加いただきました。
ちなみに、このワイナリーの工事ですが、規模が大きいこともあり5名体制で木工事を行っています。通常の新築戸建工事であれば棟梁は1名ですが、今回は棟梁が3名に、職方が2名という体制で臨んでいます◎
上棟式のほうは、木工事全体を束ねる伊藤棟梁のもと、拝礼・祝詞奏上・四方払いと進めまして、無事執り行うことができました。
最後にお施主様の天花寺様からご挨拶を頂戴しました。
7年前に、山梨県に移住してきてワインづくりに携わり始め、4年前から韮崎市にて葡萄の栽培を開始。そして本年、ついに独立起業とワイナリーの建築となったわけですが、まさかこんなに早く、夢が実現するとは思ってもなかったそうです。
色々な縁を経て、今、立派に組み上げられた木造ワイナリーの下にご自身が立っていることに、本当に感動している、そうおっしゃいました。
ワイナリーの完成は今夏です。しかし、「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」はそこから始まります。4月に植えたぶどうの実が収穫できるが3年後、ワインへと生まれ変わるのは5年後ということです。
弊社社長の大井からも言葉を贈らせていただきました。、木造のワイナリー作り上げる、そしてそこでワインづくりが始まる、そしてその先には、ここ北杜市明野町に「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」という素晴らしいワイナリーがある、そう世界に向けて発信していきましょう、と。
地主さんからも、建物の美しさにお褒めの言葉をいただき、また、ワイナリーが生まれることへの期待と楽しみを地域の皆さんが持ってらっしゃることをお伝えいただきました。
まずは、夏の完成に向けて、大工をはじめ、アトリエデフ一同で力を注いでいきたいと思っています。そして、ワインが作られ、世の中に広まっていく、その将来まで微力ながらお手伝いしていきたいですね。本当に楽しみでなりません!
天花寺様、本日はまことにおめでとうございました!!!