yamanashi
初めてのワイナリー、初めてのトラス構造。
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先日、北杜市明野町で建築中のワイナリー「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」の
棟上げ工事が行われました。
アトリエDEF初の、ワイナリー建築。そして、トラス構造。
トラス構造とは、柱の少ない大空間を実現するための工法。
鉄骨の建物で良く使われる工法です。それを、防蟻防腐処理された集成材ではなく、
煙で炙るくんえん乾燥させた東北の無垢の木を使い、
プレカットではなく、大工の手刻みで、建築させて頂きました。
ダイナミックかつ緻密に計画された建て方工事、ものすごい量の木材。
なんと10トントラック6台分の木材が、宮城県くりこまくんえんから届きました。
建て方工事から数日後、アトリエDEFの全社会議でスタッフみんなで現場見学。
住宅だけではない、日本の木の使い方。職人の技の活かし方。
あたりまえに鉄骨が使われているものに、
あたりまえに集成材や合板が使われているものに、一度立ち止まって、考えてみる。
すぐそばにある身近な素材そのものの力を、効果を、美しさを活かしていける方法はないかと。もっとシンプルに、自然に。循環する家を、暮らしを、作っていきたいです。
明後日は、いよいよ上棟式。
yosssy