yamanashi
山梨だより~古くて新しいもの。
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは、山梨営業所のチカです。
今日の朝、設計のUMEさんにくっついて、現場を見学してきました。レストランとして生まれ変わる、ふるいふるい、立派な古民家です。
一歩足を踏み入れて、目に飛び込んでくる天井。
素朴でなめらかな、木の姿を活かした柱や梁のかたち。そうだー、昔は角材を作るのも、手仕事だったんだー。これがあたりまえなのかたちだったのですよね。
床下も木です。床を支える柱を、更に支えていたのはごろんと大きな石でした。右側に窓があるのは、湿気で木が腐らないようにするためかな。
幾本も連なる垂木の、これもまたうつくしいこと。壁の漆喰も味のある灰色がかった色に変わっていました。生き物が年をとるように、自然の素材も変化していました。自然のものでできた家は、生きているんですね。
土間では大工さんが、もとあった古い梁を再度使えるように、鋸で加工していました。微調整しながら、丁寧に。古いものをなおして使うことは、難しいことです。でも、使えるように直したものは、ずっと手放せない宝物になります。生きているこの家も、きっと喜んでいます。
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ひとつ、嬉しいことがありました。山梨営業所でたくあんを漬けてから、およそ3週間・・・、やっと!水が上がってきました!(※大根から出た水分で全体がひたひたになることを「水が上がる」といいます。)
食べごろまで、あと1週間とすこしくらいでしょうか。山梨営業所でも、かまどごはん始まっています。炊きたてかまどごはんに、手づくりたくあん、ぜひ食べにいらしてください♪
=チカ=