tohokushin
家づくりはじめの四十七歩(人の時間/森の時間)
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こんにちは (^▽^)/
最近、
「ブログを読んでると安心します」
「憧れとは真逆の方向で勇気付けられます」
と、一部で好評をいただいている受け皿ブログです(^_^)
限られたスペースですが、常務のドングリたちもすくすく
育ってまいりました。
とはいえ、1年たってもサイズ的にはそんなに劇的に変わる訳ではありません。
少しずつ少しずつ・・・
バジルのように種の状態からあっという間に成長する訳でもなく、
朝顔のようにすぐに立派な花が咲く訳でもなく、
トマトのように1年目から実が収穫できる訳でもなく。
草花、野菜、それらは1年単位で誕生から成長、収穫、そして終焉を迎えます。
1年単位、というのは人が生きている中でも区切りとなる年で、
とても相性がいいものだと思います。
一方木は、何年もかけて少しずつ少しずつ、パッと見は気づかないくらいの
ペースで成長していきます。1年ではほとんど差に気がつかないくらい。
そりゃ森のサイクルも時間がかかる訳だと実感します。
でもだからこそ、木はあれだけ大きな存在になれるとも思います。
森という世界をつくれるのだと思います。
そしてその中で、1年を単位とする草花や生き物たちの
命の舞台となる。
二つの時間の流れは相反するのではなく、違うからこそ
共存しているのだと思います。
結果を焦らない。
すぐには感じられないゆったりした時間の流れを思う。
小さな小さな(そしてやがて大きなものに繋がる)変化を感じられる。
ドングリから育てるってそういう感覚も養えると思います。
家を建てるためになくしてしまった木々や畑。
いつかはここに、また林ができればいいなぁと
ドングリに水やりをしながら思う日々でした。
ハヤシ