アトリエDEF通信

例えば、木の家具。
例えば、布小物。
例えば、お弁当。
これらには、
工場で大量生産されるものと、
ひとつひとつ手で作られるものがあります。
同じ木の素材を使っていても、
同じ布と糸を使っていても、
同じ食材を使っていても、
違うと感じてしまうのはなぜなんでしょう？？
作ってくれた人の顔が見えることで伝わる
温もりや心地良さ、感じる幸せなキモチ・・・
いろいろあると思いますが、
最近、とっても興味深い話を聞きました。
そこには、
目には見えない『手のエネルギー』があるのだそうです。
手を通して伝わる心。
その心は、モノに触れることで感じられます。
不安に思っているときに手をぎゅって握られると安心したり、
手で背中をさすってもらうと心が落ち着いたり、
考えてみると、手には不思議な力をあります。
手作りのものに囲まれて暮らすことができたら、
きっと、いつも穏やかな心でいられるような気がします。
『手のエネルギー』は、心を豊かにしてくれるもの。
そんな風に感じます。
明日は、上田市にある「木もれびの家」で
布ナプキンを作るワークショップを開催します。
自分のために作る人、娘のために作る人、友だちのために作る人、
それぞれの想いを込めて作ってもらいたいと思います。
手作りの器でごはんを食べるとおいしいですよね～、たかはしでした