all
ほっしーの建物メンテナンス講座①「網戸の張替え」
- Series
- ほっしー
- 八ヶ岳営業所
いよいよ本格的な夏がやってきましたが、おかげさまで標高1000m以上の八ヶ岳の麓はクーラーいらずで生活しております。窓を開けると高原の涼しい風が入ってくるんです。 (下の写真はあるオーナー様のお庭)
そんな中、ほっしー邸は建ててから10年を迎えました。
ある日娘の机の下に小さな虫の死骸をたくさん見つけ大騒ぎの末、窓の網戸が切れたり穴が開いているのを発見しました。そろそろ網戸も張り替えの時期なのですね。
外した網はこんな感じ。ちょっと引っ張ると破れてしまいます。標高が高い地域では太陽の紫外線が強く、劣化しやすいのかもしれません。
まずは、網を外して網戸の枠をきれいに水洗いします。アルミの枠は洗えば新品同様です。
網は専用のゴムヒモで枠にとめられていて、ホームセンターで網戸用のゴムヒモは数百円、網は大体1000円~購入できます。アマゾンでも売ってますよ。
網戸より少し大きいロール状になっている網を枠にあて、両側10㎝程度の余りを残して切ります。ロールを残したまま作業してもいいですが、切ってガムテープやピンチで留めていた方がきれいにできると思います。
次に、新品の同じ太さの網押えゴムをこの辺からスタートし、網戸用のローラーを使って押し込んで行きます。ぐりぐり。
こんな感じでどんどん進んでいきましょう。片面はあまり網のシワとか意識しなくていいと思います。
枠の向かい側に来たら、手で網をピンと張りつつゴムを入れていきます。
うまくスタート地点まで戻れたら、ローラーの反対側の爪でゴムを深く押し込んで、網が外れないようにしましょう。ぐっぐっ。
こんな感じで網にシワがなく、手で押してもボヨ~ンと反発する感じにできると気持ちいいです。
そうしたら、はみ出ている網をハサミでザクザク切ります。どうせこちらは家の外側になるので、多少雑でもいいかなって思います。
そんなこんなで網戸一枚15分位で完成。今回はより小さな虫も入りづらい網目の細かいモノにしました。色も黒いので風景もよく見えます。
国内のアルミ製の網戸や木製の網戸は大抵この方法で直せますのでぜひやってみて下さい。
自分の家のメンテナンスが自分でできるとイイですね。業者に頼めば結局思った以上の金額になるはずです。 また、簡単にできる補修や交換を紹介したいと思います。
何かヤな予感がしますが。また破れないことを祈って。