kanto
群馬だより〜太古の石鹸
- Series
こんにちはろー
キノです。
大変です。
モデルハウスの食器用洗剤がきれています!
しかも、今日の賄いのメニューは野菜の素揚げでした。
キッチンペーパーを大量に使うのも気が引ける。
シンクに流すのなんて、気がひけるどころか全然ダメ。
ほら…ぎっとぎと。
するとRexS(リバイエス:10月から開設したリフォーム事業部の名前)の小島が、「ハイだよ、灰。灰は石鹸になるんだよ。」と。
「え?」と思いましたが、調べてみると確かに。
石鹸がなかったころは、灰を集めて貯めておき、これで洗っていたようなのです。
じゃ、やってみよう。
小島の語り口調は、何故かそう思わせるトーン。
枯れ葉を貯めているところに今朝捨てた灰。
スコップですくって…
どばぁっ
タワシでこすり洗い。
灰が油を吸ってくれたぶんもありますが…
水で洗ったぶん、固まってへばりついています。
(テフロン加工がダメだったのかな?)
うーん…残る。
やっぱりお湯で仕上げをしましょう(汗)
タワシでゴシゴシ。
スッキリ☆
お湯は、屋根の上の真空管式太陽熱温水器で温めたものを!
なのですが、冬になるとちょっとヌルい。ということで化石燃料のガスをすこーし使わせてもらいました。マイナス30点。
とまぁ、100点ではなかったものの実験終了。
お湯は昔もあったでしょうが、おそらく毎回使うということはなかったでしょうね。
実験後の感想としては、フライパンは綺麗になったので、まぁ○。
洗剤の嫌な化学物質的な匂いもなければ、肌に残る洗い残しの洗剤のベトベト感もありません。むしろ、サラサラとすっきりした感覚です。
キャンプなど、野外で「石鹸がない!」となったときは、これはおすすめですね。
燃やした草木灰をちょろっと掴んで、チャチャっと洗えばけっこうスッキリします。全身は辛いと思いますけど(^_^;)
ウェブで調べると、けっこうな洗浄力があるそうです。
夏はキャンプで、秋はウィルス撃退にいかがでしょうか?
〜追伸〜
石鹸の「鹸」という字、「あく」と読むんですって!
「あく」は「灰汁」のこと!?さらに「アルカリ」とも読むのだとか…
この、そういうことかー感(笑)