yamanashi
山梨だより~愛と胃袋~
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。
山梨営業所の中森です。
午前の打合せも終わったお昼前。
営業所のダイニングテーブルに見慣れぬカトラリーが並びました。
ナイフにフォークに、お箸。
なんだか素敵な気配が◎
そう、今日はレストラン「愛と胃袋」鈴木シェフによる、出張ランチ@
山梨営業所をお願いしたのです!
いつものキッチンに、フレンチのシェフが立っている。
不思議とそれだけで、この場所が一気にレストランのように見えて
きます。
いや、そもそも、なんでデフの営業所でフレンチを食べることに?
と思われますよね、もちろん。
実は、現在北杜市のとある古民家を改修して、レストラン&オーベルジュ
を始める、そのお手伝いをさせていただいているのです。
まずは、そのこだわりを確かめよう(おこがましい!)という役得?です。
鈴木さんは、1年半前に、山梨県北杜市にご家族で移住されてきました。
東京の三軒茶屋で、2011年から、レストラン「愛と胃袋」を営まれて
きましたが、その中で、自宅とレストランを一体にしたい、いわゆる
オーベルジュをやっていきたい!そう思うようになったそうです。
都内でそれに見合う物件を探す中で、「どこで暮らして働くか」から
「私たちはどう暮らして、どう働きたいのか」と「そもそも論」に
なってきて、その結果、山梨に移住して始めよう、と決めて、移住さ
れてきました。
北杜市に移住してから、様々な生産者の方と出会い、肉・魚・卵・
野菜etc 生産者の顔が見える、美味しい食材で、料理を作って、お客
様に出すことができる、その光景がくっきり見えてきたそうです。
色とりどりの野菜が並ぶサラダ。
野菜は、小淵沢の有機農家さんから、前日シェフ自らが赴いて手に入
れてきたもの。
卵は、ご友人が平飼いで育てたニワトリのもの。
パンも、ご友人が柿の天然酵母を用いて焼いたもの。
メインの魚料理は、「鮎」。
これは釜無川で、シェフ自らが釣ったものだそうです。
(夏の鮎釣りと、秋のキノコ狩りに目がないんだとか◎
前菜には、シェフが取った、サクラシメジも登場していました!)
屋号の「愛と胃袋」は新天地の北杜市のお店でも引き継がれる予定です。
お肉のメイン、デザートまでいただき、大満足のランチタイムとなり
ました◎
食材だけでなく、カトラリーも国内外の生産者さんに、直接お願い
して製作をしてもらっているもの。
ひとつひとつ手で削られたお箸は、どれもこれも唯一もの。
お肉用のナイフもはるばるフランスから届きました◎
こうして、自分たちの目が、手が届く範囲の、安心安全な食材を
用いて、目の前にいる大勢ではないけれど、きちんと相対する
お客様に確かなものを届けたい。
この思いは、家という全く形の異なるものですが、デフが日々
やっていきたい!と考えていることと、重なってくるなあ、と
一口一口、噛みしめながら思いました。
今度は、お店がグランドオープンを迎えたのち、味わいに赴き
たいと思います!
(あの古民家の雰囲気と合わさったら、それはそれは、、、!と
妄想が広がります)
・レストラン「愛と胃袋」のfacebookページ
https://www.facebook.com/aitoibukuro/?hc_ref=PAGES_TIMELINE
・奥様執筆の移住エッセイ「山梨移住でつくる暮らしと仕事」
http://mazecoze.jp/category/blog-ishida