アトリエDEF通信

さて、我が家の家作り計画、いよいよヒアリングをしてもらいました。

最初は暖かくて安心できる家ならそれでいい、
なーんて思っていて、ヒアリングも妻に任せて
黙っていよう、と思っていたのですが・・・・

出るわ出るわ！！
ヒアリングが始まったら次から次へと僕の口から
要望が出てきました。

自分たちの今の生活スタイルを伝えていると、
いつもは全く意識しないこと、
自分たちの生活、夫婦のありようのかけがえのなさに
気づいてきます。

これからの生活、夢に描いている生活を伝える訳ですが、
そのベースになるのは今の生活。
他の人と比べて特別なこともなく、
他の素敵なおしゃれなカップルや夫婦の生活っていいなぁ、
くらいに感じていたのが、
あれ、なんか自分たちも結構素敵じゃないか？なんて感じて、
自分たちの生活の輪郭が明確になっていく感じがしました。

そんなこんなで、自分たちの生活を聞いてもらえるのが
うれしくて、ついつい語ってしまいました。

ヒアリングされるのは、ささやかだけどかけがえのない生活、
それを再認識している瞬間なんだなぁーと改めて知ることができました。

伝えた結果がどんなプランになって目の前に現れるのか、
考えただけでドキドキしてきます。
客観的に見たら、打合せの場と図面上で展開しているだけですが、
建て主の心の中、そしてそれを受けての設計の頭の中は
こんなにダイナミックなことが起こっているんだ！！
という認識が持てました。

自邸のプランを楽しみにすると共に、私も、お客様の
そんなきらきらした思いを大切に扱えるよう、もっともっと
精進したいと感じた次第です。

ハヤシ