アトリエDEF通信

佐久にて、古――い家の改修中！

まずは屋根の葺き替えから！

昔の家は、薄く剥いだ板を下地にして、べとを乗せ、その上に瓦を並べていきます。
今のような、瓦を止める釘、針金もなかったようです

ほんとに乗っかっているだけ。
粘土質なべとのと、瓦自身の重みで飛ばないようになっています。

綺麗に解体したところ。
古い垂木も、ほとんどが替える必要のないくらいしっかりとしています。
今の様な製材機なんてないので、一本一本手で加工してあります。

屋根の一番高いところ。
垂木同士が木の込み栓で繋がれています！！
昔は釘も職人さんが一本一本作ったらしく、とっても貴重だったそうです。
にしても、こんな細い込み栓がなかなか丈夫なもんです´・ｕ・

新しく野地板を貼っていきます。
木酢液に漬けた、杉の板です。

その上に、防水シート、瓦を止める瓦桟を並べていきます。

そして瓦を並べていけば、ほら完成！！
黒く鈍く光る瓦、かっこいい…

どーん

ばーん

たかはし