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八ヶ岳の風~障子の張り替えに挑戦。
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ようやく冬らしくなってきましたね。空が真っ青。八ヶ岳ブルーの季節◎
今朝の我が家、中吉の家(原村)の外気はマイナス8度。
循環の家の薪小屋がさみしくなってきたので、ちょこちょこ運んでは詰めています。
敷き立てのウッドチップはふかふかで気持ち良いです♪
薪ストーブの暖かさが身に染みる季節になってきました。
循環の家八ヶ岳も、このとおり毎日大活躍!
このお家は、これ一台でお家全体を暖めますからね。命を守る、大事な存在です。
で、もうひとつ大事な存在があります。
それは、こちら。↓
障子。shoji。木枠は宮城県くりこまくんえんの杉、紙は和紙です。
最近の新築のお家では、少なくなってきたのではないでしょうか。
障子といえば、実家。おじいちゃん家。という昔ながらの和のイメージが強い存在ですが、
アトリエデフのお家には、たくさん障子が取り入れられています。
外気の影響を受けやすいサッシからの冷たい空気を遮断してくれる超頼れる存在なのです~
で、ようやく本題(笑)
でめちゃんと私で、障子の張り替えに初挑戦です!
(築35年の実家も障子ですが、張り替えている現場を見たことがない…がーん。
母の暮らしごとを見てこれなかったことが悔やまれます…)
まず、破けてしまった部分だけ、木枠に沿ってカッターでやさしく切って、そこにでんぷんのりをお水で溶いたものを刷毛…は無かったので筆で塗っていきます。
で、大き目の和紙をぺた!と貼って、また枠に沿ってカッターで切っていきます。
(乾いてから切ったほうがよかったかも)
ぴっと伸ばしながら和紙を置くのが難しかったのと、でんぷんのりがすぐに乾いてしまって、くっつけるのに苦労しました…
完成~☆
一番右下のひと枠が張り替えたところ。最初の挑戦としては、まずまずの仕上がり。
他の新築時(7年前)に張った和紙と比べればピカピカの一年生ですが、そのうちなじむことでしょう!
障子って断熱性もあるけれど、この透けたやさしい光が、また漆喰の壁や無垢の床と合って、きれい~。
それから、でんぷんのり塗っている時、和紙を置く時、カッターで切る時。
(でめちゃんとなのに笑)静かに集中する時間は、なんだか清々しく気持ちがよかった!
またひとつ、暮らし続けていくための仕事ができた気がして、満足!
yosssy