yamanashi
てくてく展がはじまりました。
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こんにちは、てくてく編集室のチカです。
梅雨入り前の5月の終わりのこと。
山梨県南アルプス市の「着物乃塩田」さんにて、第一回目のてくてく原画展を開催しました。
いつもは、手ぬぐいや和雑貨のならぶギャラリーに
てくてくのバックナンバーや原画を並べさせていただきました。
こうして並んでいるところをみると、感慨深さがこみ上げます。
表紙以外の作品も、原画を飾りました。
刺繍の作品は、足をとめる方が多かったです。
やはり、実物は迫力がありますね。
目次の隣の言葉、「ことづて」も一緒にかざりました。
こうして独立すると、目に焼きつくような、頭の中に降り注いでくるような、
特別なちからを感じます。
展示を訪れてくださった方々が、
「なんだか良いことがたくさん書いてあるんだよね」
「胸に響く言葉がいくつもあったよ」
そんなふうに仰ってくださって。
雑誌とか、本作りのプロではないつくり手の私たちが
毎号、集まって、考えややりたいことを持ち寄ってつくっている
ちいさな「てくてく」。
その、つくる作業はとっても地味で、地道だし、皆がシロウトなのですが
だからこそ、手にとって下さる方に近いところで
考えて発信することができて、共感してもらえる内容になるし、それに
その道のプロじゃなくても、自分たちが伝えたいことが、
伝えられるように頑張って考えて作ったら
すごく伝わるんだと、てくてくを皆でつくってると、そう思います。
頑張って考えた伝えたいことが、ちゃんと伝わってるんだとわかって
胸があつくなる、第一回目の展示でした。
あと、嬉しかったのは、
置いていたバックナンバーを持ち帰るときに
「家族が鳥が好きだから、これはプレゼントにしよう」とか
「実家が宝石の問屋(かっこいい!)だから、この表紙のをもって行ってあげよう」とか
誰かにプレゼントするつもりで、選んでくれる人が多かったことです。
そんな風に、選んで持っていってもらえるなんて、思ってもいませんでした。
すてきだなあと思った気持ちを、思い浮かんだ誰かと
共有したいと思ってくれたということが、とてもとても嬉しくて…。
初対面の人ばかりなのに、てくてくや、絵を見てしあわせな気持ちになってくれて
お家に帰っても「今日のちょっとしたしあわせ」として、大事な人に
話してくれるんだなあ…。
そう思って…。
こうして、絵を描いたり、つくったりして来れた、すべてのことに感謝をしたくなりました。
…個人的な感想みたいになってしまいました(^^;)
でも、「てくてく」も同じで、いろんなひとのおかげで、ここまで続けてくることができ、
そうして、この今があるんだなと、わかりました。
さあ、次回です。
第二回目の展示は、長野県東御市「ガラス工房 橙」さんにて。
DEFでも、ランプシェードをオーダーさせて頂く事もある、馴染み深い作家さんです。
(アトリエDEF通信にも、過去に何度か登場→橙さんに行ってきた人たち)
東御市の、海野宿という宿場町にある「橙」さんのお店。
その2階カフェスペースをお借りして、展示をします。
また、1階はショップになっていて、橙さんの素敵な作品がところ狭しと並び
見ごたえがありますよ。
諸々あわせて、ぜひお出かけくださいね。
◆てくてく原画巡回展-いままでと、これから
6月16日(土)~22(金)
会場:ガラス工房 橙 HP
2Fカフェスペースにて
10:00‐16:30 定休:火曜日
長野県東御市本海野1071‐3(クリックすると地図が見られます。)
てくてく原画巡回展の詳細はこちら→■
=チカ=