アトリエDEF通信

こんにちは。八ヶ岳営業所のおーです。

この週末、八ヶ岳営業所内の奥のある木工小屋の中で行われていた、とある試み。

お家の建築中に端材となってしまう木。

今まで全て薪ストーブや薪ボイラーの燃料となっていた木。

これらを使って・・・

木皿や木椀を作っています！

主な樹種は、DEFのお家の構造体や床で使われているスギ、柱や階段に使われているヒノキなどの針葉樹。

木工小屋の玄生親方の下に２人が弟子入りし、厳しい環境（寒さと木屑が舞う小屋）の中、親方の優しーい指導を受けていました。

旋盤という機械を使い、自分の感覚を頼りにして、失敗を何度も何度も繰り返しながら、使いやすく具合の良い器を仕上げていきます。同じ材料でも、切り出す場所によって全く表情や性質が違うのが、大変で面白いところ。

一枚一枚、丁寧にやすりをかけながら調整するキノさん。
作業中はみんな真剣に木と向き合っていて、時間を忘れて没頭していました。

ちょうど八ヶ岳営業所を来場されていたお客さまも見学に。

できあがった試作品の器を手に取りながら、「やっぱり木のお皿っていいですね」とその感触や軽さ、香りを確かめていました。

これから先は、お家の端材を薪として使うだけでなく、新しい形でオーナー様やDEFに訪れた方に手に取っていただけるかも…
形の残るものとして、お渡しできるかもしれません。

そんな日を夢見て、まだまだ試行錯誤は続きます！
乞うご期待！わたしも楽しみです^^

そんな中、弟子が思いのほかセンスが良くめきめき成長と遂げてしまい、やることが無くなった玄生棟梁。

広葉樹の端材で、スプーンを作っていました。
これは、お家を引き渡す時にみんなで蜜用ワックスを塗る時に使う予定。

端材や間伐材を使って、いろんな物が生まれる木工小屋。
わたしも今年は親方に弟子入りして、スプーン作るぞー！
oh-!

ーTSUISINー
営業所の小窓からの風景。
雪の中で黙々と一人作業をしている人がいます。
yosssy、何しとるんやろー？？