八ヶ岳の風~原村で完成見学会がありました!
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
ぽっかりと雪のなかに浮かぶ、小さなお家。
大地とひとつながりになって、この場所に新たに根差していくお家。
ここは、原村の森の中。昨日完成見学会があった「森と佇む家」です。
今は東京で働き暮らしているTさまご夫婦。
当面は週末を過ごすセカンドハウスとして、いずれはこちらに移り住み
日々を積み重ねるお家になります。
玄関からつながる広い土間に、イエルカ薪ストーブ。
土間に腰かけて火を見ていたい、という希望で、薪ストーブを置く
向きにもこだわりました。
これから始まる暮らしに、安全で温かい火が灯り続けますように。
社長、なっちゃん、エビさん、みんなで火入れ式を行いました。
今は一年で一番寒い季節の原村。この日も、日中気温は1度あるかないか
の真冬日でした。道も凍っている所があちこちあり、前日大雪が降ったら
どうしよう…こんな寒い時期にお客さん来てくれるのかなぁ…
慣れていないと雪道運転も怖いだろうなぁ…
とデフスタッフ、Tさまみんなで心配しながら迎えた今日でしたが
そんな不安をよそに、この日は、終日大賑わい!
近くはお隣さんから、遠くは群馬、東京まで、総勢20組近いお客様に
ご来場いただきました。
お昼は、循環の家でかまどごはん!
今日のおかずは、芋煮と、おやき3種◎
昨日、チカちゃんがうるかしてくれた小豆は、おやきの具に。
凍み大根は、芋煮へと変わりました。
~~
森と佇む家。
立派な柱に並んで、お気に入りの椅子を二つ並べて、ゆったりと
本を読んだり、調べものをしたり。
ここちよいものに囲まれて、すきな場所で、すきなように、
豊かな時を過ごす、そんなお二人の様子が目に浮かびます。
外壁はカラマツの板張り。あえて何も塗装せずに仕上げました。
このカラマツは、このお家が建つ前に、この地に建っていた木。
必要な分だけ伐り、家の一部となってその後も一緒に生きる。
余った分は、薪として、命を守る火に代わる。
「地球の長い歴史からいったら、わたしたちの生きる時間はほんのわずか。
そのわずかを、この森と共に暮らしていきたい。」
1年半かけて土地探しをして、なかなか希望に合う場所に巡り合えず、
諦めかけていた頃に、出会ったというこの地。
初めて循環の家に見学にきた時、社長と話をして、全部ことばに
しなくても自分がいいたいことをわかってくれているような、
安心感を感じたそうです。
何か導かれるように、この地ではじまる、新たな暮らし。
この森と会話するように、静かにじっくりと、
暮らしを楽しんでいかれるんだろうな。
「この家と自分たちも一緒に育っていきたいです」
そう話してくれたTさまご夫婦は、とっても、とっても
うれしそうでした。
Tさま、この度はおめでとうございました。
そして、ご来場いただいたみなさま、
ありがとうございました!
今度とも末永く、よろしくお願いします!
yosssy