モンサントの上映会を終えて
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報告が遅くなりました。
3月9日に東御市文化会館で開催した
「モンサントの不自然な食べもの」の上映会には大勢の皆様が
来てくださいました。協賛者としてたくさんの方にいろいろな
お願いをしました。
お陰様で大盛況に終わりとても嬉しく思っています。
一度見ただけでは理解が難しいという感想もいただきました。
確かに農業に関係しない方たちには聞き慣れない単語が字幕でどんどん出てきたので
それをおうだけで必死だったかもしれません。
遺伝子組み換え技術による種子とそれにより収穫された農産物が世界中を
席巻しているという内容です。そしてその遺伝子組み換え技術が果たして
人類に自然界にどんな影響をもたらすのか。遺伝子組み換え種子というものが
除草剤に耐性を持たせるために人為的につくられたものであるということ。
遺伝子組み換えの農産物が人体にどんな影響があるのかということは
明確には解明されていないようです。しかし、畑一面に除草剤をまき、
その同じ土壌で草は枯れ、目的の作物は収穫ができるということです。
除草剤にまみれた土壌から収穫される作物を気持ちよく食べられるでしょうか?
これが我々の周りにあふれているとしたらどんな気分になるでしょうか?
残念ながら日本も大量に遺伝子組み換え大豆や遺伝子組み換えトウモロコシを
家畜の餌用に輸入しています。
TPP問題が強引に可決される方向に動いています。
加工食品などのラベルにある原料の表示などは、TPP加盟により
義務化でなくなる可能性があります。
ということはどういうことになるのか? 皆さんも想像がつくと思います。
今日は循環の家で今年最初の味噌作りでした。
大豆は味噌になったり、醤油になったり、豆腐になったりと
日本人には欠かせない食材です。
そういう基本食材が遺伝子組換え技術によるものであるとしたら
本当に怖いことです。しかし現実になるかもしれません。
味噌作りを終えて思ったことは、自分たちの食べる大豆ぐらい自分たちで
つくろうということでした。もしくは信頼出来る農家さんとつながる
ということでした。
種子もあきらかになっていたいです。
幸いにも安全を掲げた真面目な農家さんたちと我々はつながることが
できています。種子も手に入れられます。
正しい情報を得て自己防衛しないと家族も子どもたちも守れない時代になってしまいました。
「モンサントの不自然な食べも」を観た後の味噌作りで
良かったと思います。
家をつくる材木も8割近くが輸入されています。
腐らないための薬剤処理、シロアリが食べないための薬剤処理
色々されています。
そして材木が遺伝子組換えで人間の都合の良い成長をすることも
今の技術では可能だろうことも想像出来ます。
ああ、なんという時代でしょうか
kojima