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アトリエDEF通信

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栗駒伐採ツアー②

Series
アトリエDEF
八ヶ岳営業所

こんばんは。

先週の栗駒伐採ツアーブログの続編として、

2日目の様子をお伝えしていきたいと思います。

 

この日はお二組の方に伐採を体験していただきました。

この日もまずは木を倒すまえに、

感謝、敬意を込めて二礼二拍手一礼を行います。

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この木とともに、ご家族の新たな暮らしもはじまっていきます。

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目のまえの木を想い、これからの暮らしをイメージ

されたところで、伐採にはいります。

この日は、くりこまくんえん山林部の

若き木こりさんがサポートしてくれました。

23歳です。頼もしいですね。

DSCF0879

 

 

受け口の反対側にクサビを打ち込んでいきます。

しかしこの木はなかなか倒れてくれません。

親子で協力しながらクサビを深くいれていきます。

DSCF0921

 

すると・・

想いが通じたように、木は倒れていきました。

その瞬間をとらえた写真です。

たおれた瞬間は、地震のように地面がゆれます。

そのくらいの大迫力です。

DSCF0929

 

 

倒したあとの切り株。

木の芯がのこって、スッと立ちました。

おもしろいカタチ。

なにやら縁起がよさそうです(^_-)

DSCF0932

 

 

この日は、木を家の用途にあわせて1番玉、2番玉と

玉切りしてから、大人10人ほどで山から搬出しました。

水分を多く含んでいたからでしょうか、

腰が砕けるかと思うほどの重みでした。

DSCF0939

 

普段から木にふれることはときどきあっても、

原木を伐採したり運んだりする機会はなかなかないですよね。

山の仕事、「林業」を間近でみさせてもらう

良い機会にもなりました。

 

日本の国土の約7割を占めている森林。

日本人の植林の歴史を見てみると、

なんと室町時代まで遡ることになります。

昔から日本人は山林と密接に関わってきたんですね。

現在では、日本の森林の約4割が人工林となっています。

しかし、戦後の拡大造林によって今、伐採期を迎えている

木が使われなくなってきています。

日本で年間に利用する木材のうち、約7割が海外からくる

輸入材になっているからです。

そうすると、日本の山はだんだん荒廃していき、

水源涵養や温暖化・土砂災害を抑制する機能が損なわれて

いってしまうのです。

 

私たちの子供や孫の時代に森林資源を残していくには・・・。

今回「山の現場」を見させてもらうことで、

いろいろ学び、考えていくきっかけになりました。

DSCF0887

 

伐採後に、原木が用途にあわせて材木になっていく様子は、

後ほど「製材所編」としてUPしていきます。

 

宮澤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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