アトリエDEF通信

2022年10月にお引渡しを迎えたオーナーさま邸へ、再度お邪魔する機会に恵まれました。横浜と御代田の二拠点生活を実践されているオーナーさまです。前回お邪魔したのは、初春の雪の日。澄み渡る青空と白銀の世界が広がる景色の中、片流れの大屋根が印象的な美しい外観を撮影させていただきました。四季の移ろいと景色を存分に楽しめる、大きな開口部も特長的な外観です。

この時季になると、軽井沢・御代田エリアも新緑があふれ、風も柔らかく過ごしやすい陽気になります。今回はオーナーさまとアトリエデフ環境事業部で共同制作したアースオーブンで、ピザやお肉料理を楽しみましょう！というお誘いを受けて、初めてのアースオーブン体験をさせていただきました。泥をこねてレンガを作り、丁寧に組み上げて、家族みんなの手づくりで、大切に作ったアースオーブンです。３ヶ月ほどかけて制作したそうですよ。

この日の日中、父子でゴルフを楽しんだという次男・三男くんが、火おこしを前に薪を割っていました。「近くで拾ったまつぼっくりも良く燃えるんですよ」と次男くん。アースオーブンを囲んで、薪と一緒に火おこしが始まりました。パチパチと音を立てながら、火がゆっくりと燃え上がっていきます。「火力に気をつけろよ！」と父子で声を掛け合いながら、キッチンから届けられた１枚目のピザを投入します。

「ピザピールを買ったら、アースオーブンを使いたくなりますよ！」と次男くん。シラスと味噌の和風ピザも、立て続けに焼いてくれました。夕暮れのデッキで、家族みんなで食べれば、そりゃ美味しいもんです。夏野菜やお肉のグリルもテーブルに並びます。３兄弟の息子さんたちが巣立ち、ご夫婦のセカンドライフを見据えた「二拠点生活」は、ゆっくりと穏やかな時間が流れる理想的な暮らしの中にあります。

日が暮れるといくらか風も冷たく感じられるように。すると、リビングの中心に据え置かれた薪ストーブに、ご主人が薪を入れて火を起こしてくださいました。家の中でも、外でも、薪をエネルギーとした炎が、住まい手を暖かく包み込みます。薪ストーブはディスプレイとしても、その存在感を大いに示します。揺らぐ炎を眺めながら、土間に腰掛けてゆっくり語らう時間は、実に贅沢です。楽しいひとときは、あれよあれよと過ぎ去り、最後は美味しいコーヒーを頂戴して解散となりました。

軽井沢・御代田エリアは、冷涼で自然豊かな生活環境はもとより、二拠点生活に大変便利なエリアです。「いきなり完全移住」ではなく、首都圏との近さを活用しながら、自分たちにピッタリの理想の暮らしを、段階的に叶えていくこともできるでしょう。ここに帰ってくると、空や風、水や土、爽やかな緑が、グンと近くに感じられます。人間らしく生きている、そんな実感を持てる素敵なエリアです。

自然と繋がる循環する暮らし。その憧れを日常のものにしてみませんか？アトリエデフでは長年にわたり、「二拠点生活」や「完全移住」のサポートをしています。移住に向けた不安は誰にでもあるものです。その不安に向き合い、あなたの理想の暮らしをお聞きしながら、あなたらしい移住を私たちは丁寧に描いて叶えていきます。

ゴールデンウィーク期間中は、軽井沢・御代田エリアで『オーナーズハウス見学会』も開催します。あふれる新緑がとっても美しい時季とピッタリ重なる見込みです。午後の枠に若干の空きがございますので、この機会にアトリエデフの暮らしと家づくりに触れてみませんか？スタッフ一同、皆さまのお越しを心よりお待ちしています。