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アトリエDEF通信

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家づくりの流れ~ヒアリングからお引渡し後まで~【連載終了】の記事一覧

17、長く暮らしてみて感じること(前編)

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アトリエDEF
八ヶ岳営業所

さて、お引き渡しも終わり、はじめはおっかなびっくり、きれいな状態に
傷がついちゃった、汚しちゃった、と気になっているときもすぎて、
本当の意味で自分の家が自分のものになってくる・・・
そんな時期を過ごされている何組かのオーナーさんに暮らしの様子を
伺いました。

まずは前編です。

 

〜住んでいて感じる家のこと〜
・ 外仕事と家の中のことが、ひとつの空間としてより繋がった気がする
・ 自分たちの生活に適した間取り、収納により、面倒だなぁと思う回数が減った
・ 間仕切りがないことで、家の中を回遊する楽しみが増えた
・ どの場所にいても気持ちが良い

長野県御代田町「ソラを楽しむ家」オーナー様より

 

〜これまでも、これからも取り組んでいきたいこと〜
それは味噌作り。 デフの家に住み始めて3回味噌作りをしました。
1年目は、デフのイベントで。
2年目は、自宅で。仲良しご近所親子が「味噌作り?やってみたい!」と飛び入り参加。
3年目は、ご近所さん+仲良し親子と3家族で。

昨年一緒に作ったご近所親子からは『お味噌美味しかったから、来年も一緒にやらせてね』 と
言われ、 今年一緒に作った仲良し親子からも
『味噌汁が甘い~!いつもの味噌より百倍美味しくてびっくり!』と言われ、
嬉しい私達です。
年々賑やかになる味噌作り。楽しいです!

ウッドデッキと、そこへの間口が広いので、お友達と一緒にこういうことを
楽しめる家だな~と実感!
ママ同士気が合うだけでなく、手作りする楽しみを知っている友達が、
自然と出来ていることも嬉しいです。

あと、デフ友も!
林さんが、うちに案内して下さった、TさんとKさんと安曇野のSさんとはママ同士で
時々メールしています。
デフでなければ出会わなかった人達だし、
ストーブのことや暮らしのことや、情報交換しようね~」とこれからが楽しみな友達です。

長野県安曇野市「夢ふくらむ」家オーナー様より

 

自分の手を動かして、畑を耕し、苗を植えて育てた野菜は、驚くほど美味しかった。
原村にいる時は薪を割ったり、畑や庭を手入れしたり、野良仕事に励んでいるけど、
東京にいても、通勤電車の中で、次の春はどんな野菜を植えようかとか、
育苗にも挑戦してみようとか原村での暮らしのことを考えてる。

自分でいろいろやってみて、思考錯誤して、実験して、改良して、そうやって暮らしを作って行くのが本当に楽しいし、ワクワクする。
自然ってナマモノだなって、植物も動物も一筋縄ではいかないから、面白い。

ずっと家が欲しいとか思っていなかったのは、仕事に縛られて住む場所を決めるのに
納得いかなかったから。
でも、今は仕事をやめても人生を楽しく過ごせる場所がある。
ここで暮らすことが生きがいになっていく気がしている。

 

自然素材でできた家はきっと良いだろうと想像していましたが、
素材と肌が呼応するような感触は実際に住み始めてみてわかったことでした。
清々しい空気の粒子が肌に触れるような心地良さ。
こんなに気持ちが良いのかと驚いたものです。
それから3年経ちましたが、今もこの快適さを有り難く思わない日はなく、
「いい家だね」と毎日のように話しています。
外出しなくても、忙しい毎日で旅行に行くことができなくても、家にいる時間が楽しいです。
呼吸している家は、冬は暖かく、夏は涼しく、梅雨時もさらさらしています。
大きく張り出す軒のおかげで、窓を開けて雨を楽しめます。
四季の風情の良いところばかりが味わえます。

毎朝、鉄瓶で湯を沸かしてドリップして飲むコーヒーの時間はもっと楽しくなり、
豆は少し高価でも質の良いものを選ぶようになりました。
建築中から妻が始めた家の前の畑では近ごろレタスがどっさりと採れます。
山盛りにちぎったレタスにオリーブオイルと醤油をかけて食べています。
市販のドレッシングはもう使わなくなり、食事全般に粉末出汁や化学調味料も電子レンジも
使わず、テフロン製はやめて鉄製のフライパンでなんでも焼き、土鍋で米を炊きます。
良いものを少しだけ選び、余計なものは買わないことで家計への負担を減らしています。

床や天板に水をこぼしたらすぐに拭きます。
以前なら単に水を拭き取るというだけのことでしたが、今は木をいたわる気持ちです。
拭いた木の板の表情が変わり、木の香りが立ちのぼる。
そんな素材との関わりが楽しくなってきました。
この家で暮らし始めてから、このように簡潔で丁寧に暮らすようになってきたと感じます。

妻の畑も家とともに丸3年。無肥料無農薬なりの苦労はありますが、採れる野菜はやはり美味しいです。家庭菜園の域は出ないものですが、「食」を軸とする人間の暮らしの循環を思い、その中で土をいじることへの使命感が芽ばえてます。
「小さい畑でも私が耕すことでこの土のためになる、食の安全や環境負荷の問題を考えてゆきたい」などなど。

自然の素材をそのまま活かした家の暮らしが、私たちに意識に影響していることを
感じています。

群馬県吉岡町「吉岡の家」オーナー様より

 

オーナー様ごと、それぞれの暮らし方があり、また、DEFの家に住むようになって
さまざまなことを感じられています。
共通しているのは、以前から感じていたこと、考えていたことが実現したり、
あるいは住むようになって感じたことが暮らしを少し変化させ、
より自由に、より自分達らしい生き方へ進まれているように感じます。

他にもオーナー様に伺っていますので、
後編に続きます。

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