アトリエDEF通信

　こんにちはデフの増田です先週土曜日にお施主様と伊那の建具屋さんまで見学に行ってまいりました
　『有賀建具店』という名前ですが実際は家具などを手掛けるほうが多いようです

　事務所には見本の板材がズラリとならんでいますミカンやスモモ、しまいにはタラノキ(あのタラの芽の木です)まで板に出来る物なら何でもしてしまうという職人根性です

　加工場でのお施主さんと有賀さんですだいたい60種類ほどの樹種を扱っています

　上を見上げるとツバメが沢山住んでいました取り除いても巣を作ってしまうので諦めたそうです

ツバメのアパートと化しています賃料を払わず秋になると踏み倒して国外逃亡してしまうそうです
　話がそれましたが有賀建具さんは在庫もかなり豊富でした　

だいたい五年程乾燥させてアクが出てきて黒くなってからが使い時だそうです新しい物を下にして上の重みで板が反らないようにするといった工夫もしてあります
　最後にご自宅にもお邪魔させていただきました

ご自宅横にも立派な大木がありますもちろん倒れたら板にするそうです

玄関には様々な樹種の引き出しで作られた家具が並んでいます少し値ははりますが手間や仕上がりを見れば決して高くはない物です嫁入り道具に似合いそうでした
　Ｔ様御同行ありがとうございました！行ってみて材料の出所や作り手のハッキリとわかる物の素晴らしさがわかる一日でした