ボスのお供で ~内山紙編~
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こんばんわ増田です(^O^)私事で大変恐縮ですが坊主から毛が伸びてきまして最近寝癖がつくようになりましたお風呂から出て頭を拭くさいにタオルに頭がひっかかる日々が懐かしく思う今日このごろです
話がそれますが最近我が工事部のBOSSと長野市にあります紙の専門店へ内山紙を見に行きました
内山紙とは長野県の下高井郡木島平村周辺に350年余り続く伝統工芸品の紙で、障子紙を初め、各種和紙、文具や照明にいたるまで幅広く使用されています
店内には所狭しと色々な『紙』が積まれていましたお店のお母さんも本当に紙が好きな方でそれぞれの紙の特徴、使い方や新しい使い方まで探求されていて『紙のスペシャリスト』という感じでただ圧倒されっぱなしでしたちなみに写真右下は我が工事部のドンです穴が開くほどの視線で紙をみています
内山紙は手漉(す)きと機械漉(す)きの二種類の製作方法がありますが手漉きを行える職人さんが減ってしまい現在二人しかいないそうです。大手製紙会社さんの規模の経済性や範囲の経済性、速度の経済性を活かした工場生産や消費者側の生活環境、生産者側の後継者の流出など理由はいろいろあると思いますが昔から引き継がれてきた技や大切な志が途切れ、失われてしまうのは個々でみても大きな問題ですが広く長くみても生物の絶滅同様の大きな問題だと感じました。
しかし同時に今日は素晴らしい物が見れたので、お施主様に提案させていただいたり自分で使わせてもらったりしながらDEFが職人さんやお客さん、工芸品や技の架け橋になりそれが良い家や生活をつくるお手伝いをさせてもらいながら地域や環境に貢献するといった相乗効果を生んでいけるとも感じたので、これからもどんどん自分の足でいろいろなとこを見に行ってお客さんからも沢山教えていただこうと思いますのでよろしくお願いします