yamanashi
山梨だより~北杜市にて見学会と木箱づくりwith田宮大工~
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。
山梨営業所の中森です。
今日はちょっとあれですね。ちょっと危険な感じがする暑さですね・・・
とは言え、ここは山梨県北杜市。群馬県前橋市の関東営業所や、長野県上田市の上田本社と比べれば、きっと過ごしやすい1日のはず。みなさん、熱中症には気を付けてくださいね。
そんな山梨営業所から、さらに山に向かって標高を300mほど上げたところに、「駆ける家」があります。昨年末に完成して半年、東京から毎週のように通うK様のお宅で、見学会&木箱作りのワークショップを行いました◎
太陽が出たり、少し曇ったり、爽やかな高原の風を感じながら、心地よいイベントとなりました!
お昼も参加者の皆さん、オーナーのKさん、デフスタッフみんなで、冷麦をすすりましたよ~
今回のイベントのテーマは「大工のワザ」。
手刻みと木組みで作るアトリエデフの家。大工の手仕事の技術がなければ、家を作り上げることはできません。
そのワザの一端を体験したもらったり、お話を聞いてもらいたい、そんな想いで企画させていただきました。
そこで登場してもらったのが、アトリエデフの社内大工の田宮棟梁。この「駆ける家」も田宮大工が手掛けた家です。
ノミとノコギリで板を切って削り、木と木の組み合わせを作り、組み上げる。
一見簡単にできそうな感じがするんですけど、これが難しいんですよね。
木箱の材料に使ったのは、アトリエデフの家で使っているもの。木の種類はスギです。
柔らかくてすぐ削れるんですが、勢い余ったり、細かいところがうまく落とせなかったり、とみなさん苦労しながらも、とっても丁寧に作業されていました。
本当は、木組みがそんなにぴったりとは収まらないだろうから、補強で最後に真鍮釘を、と想定していたのですが、いい方向に予想を裏切ってくれて、どの参加者さんも補強無しでのお持ち帰りとなりました◎
木箱づくりが終わった後は、家の中にお邪魔して見学time。
田宮大工も、梁の継手(追っかけ大栓継ぎ)のことや、どんな図面を基に作り上げていくのか、など、実際の作り手から完成物を見ながら話を聞ける、とてもとても貴重な時間となりました!
「木と土と自然素材」「昔ながらの伝統技術」
見て、聞いて、触れて、感じて、多くの方に知ってもらいたいと思っています。
最後に、そんな体験をするのにぴったりなイベントを企画しているのでご紹介です!
建築中の家を2軒、オーナー様宅を1軒めぐるツアー。
現在建築中のお家では、真冬でも暖かく過ごせるお家の構造を見学。
自然素材の家づくりを、左官屋さんとの土壁塗りを通して体験。
完成して1年になる「ハルニレの森の家」を見学という、家づくりの真っただ中から、完成後までを体感していただける盛りだくさんな企画ですよ。