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信州の冬は長くて厳しい、だけど美しく愛おしい。知っておきたい「冬」への備え

暮らしのこと
2022.11.29
2022.11.29

日を追うごとに、鮮やかに萌える紅葉も色を落とし、頬を抜ける風はひんやりと冷たさを増し、少しずつ冬の気配が感じられるようになってきました。

 

ここから、信州では4月頃まで長くて厳しい冬の季節が訪れます。春夏秋を終え、一年の最後を飾る冬。この冬があるからこそ、また新な命が芽生える春がやってくるのです。

 

そこで今回は、軽井沢・佐久エリアに住むなら知っておきたい、大切な冬支度についてご紹介します。

 

目安は浅間山?初雪の前に替えておきたい冬タイヤ

「浅間山が3回冠雪すると、下も雪が降る―――」

 

こんな言葉を聞いたことがありますか?これはこのエリアでは当たり前とも言われる、長年この地に住む人たちによる定説です。今年は10月25日に、浅間山・男体山ともに初冠雪を記録。今年はもうすでに3回目の冠雪を観測しており、初雪へのカウントダウンが始まっています。

 

例年、軽井沢・佐久地域では11月下旬頃に初雪が降ることが多く、昨年は11月27日に初雪が観測されています。朝晩の気温はすでに0度前後の日も多く、もはや降り出しを待つばかり。突然の雪で慌てることのないように、早めの冬タイヤへの交換が必要です。

 

首都圏では不要だったスタッドレスタイヤですが、軽井沢・佐久エリアでは坂道や除雪の入らないエリアも多く、冬道を安全に過ごすマストアイテムとなっています。

 

スタッドレスタイヤへの交換は、カーショップやガソリンスタンド等で行うことができます。例年、12月以降の週末や初雪観測後は混雑するため、交換に時間を要してしまわないよう早めの交換が安心です。

 

一年の恵みに感謝の気持ちを込めて。畑仕舞いと来年の準備

トマトやナス、タマネギ、キュウリなど一年を通して食卓にたくさんの彩りと恵みを与えてくれた畑もそろそろ終盤。寒さに応じて畑を片付ける「畑仕舞い」が必要です。

 

畑にとって冬は、次の春に向け活動を緩やかにし、エネルギーを蓄える季節でもあります。春先の新しい野菜作りのためには、乾燥や凍結してしまいがちな冬の土をきちんと整えておくことが大切です。

 

はじめにやるべきなのが、畑の掃除です。収穫を終えた畑には野菜の葉くずや茎などが残ったままになりがちです。そのまま畑に放置すると、腐敗や凍結など畑の土を傷めてしまう原因になりかねません。

 

また、残った野菜目当てに鳥獣が畑を荒らしてしまうケースも。野菜くずはしっかりと取り除き、一年の感謝を込めて土を綺麗に掃除しましょう。

 

掃除が終わったら、凍結する前に土をしっかりと起こすことが大切です。全面をよく耕して団粒の土にしておくことで土中の水分が凍ったり溶けたりすることを繰り返し、徐々に細かく崩れていき、土の性質を向上させます。

 

そして最後に完熟堆肥を種まきや植え付けの約1ヶ月前に散布すると微生物が有機物を分解し春にはフカフカな土が出来上がるのです。

 

柔らかな温もりで冬を暖かく過ごす、薪の手配

信州の厳しい冬に相応しい、薪ストーブ。

 

軽井沢近隣では特に別荘地などで取り入れている家が多く見られます。パチパチと木が燃える音や優しい炎のゆらめきに癒されるという方も多いのではないでしょうか?

 

薪ストーブに欠かせない薪の手配も、本格的な冬が訪れる前にやっておきたいことのひとつ。

 

シーズンに突入してからではお目当ての薪は品切れなんていうことも。

 

薪ストーブ生活を存分に楽しむために、できるだけ費用を抑えて、潤沢な薪を確保したいですよね。しかし、実は薪の調達が一番苦労するという人もいるほど。薪を入手するためには、ホームセンターでの小ロット購入や、薪販売店でのトラックでの量り売りはもちろん、地元の森林組合から丸太を調達するなど様々な入手方法があります。

 

また、軽井沢町の貯木場では町内で伐採された樹木の幹や剪定された枝を無料で配布しており、タイミングが合えば丸太を薪ストーブ用の薪として調達できるチャンスも。

 

早い時期に購入先を検討し、庭先に一冬分を備えておくといざという時でも安心ですね。

 

庭や屋根に積もった大量の落ち葉。掃除はどうする?

軽井沢・佐久エリアに住むなら、マンションやアパート、ひらかれた住宅地以外のエリアで欠かせないのが大量の落ち葉掃除。

 

10月中旬から少しずつ山や街中の木々が色づき始め、最彩期を迎えた後、役目を終えた葉たちは風に舞って屋根や地面へと散っていきます。

 

木々が葉を落とすことで、柔らかな陽の光が家に届くように、落葉には大切な役割があるのです。別荘エリアで見かけるような落ち葉で埋め尽くされたカラフルな庭は目に美しく、素晴らしい光景である一方で、しっかりと対策を取らなければ、枯れた葉は朽ちていき腐敗が進んでいきます。

 

特に屋根に溜まった落ち葉は、雨どいを塞ぎ、詰まりや腐食、最悪の場合は修理が必要な破損の原因にもなりかねません。また、庭の落ち葉は虫の住処となったり、雨が降った際には滑りやすく、ケガを招いてしまうことも。

 

そうならないためにも、庭先や屋根に積もった落ち葉は、冬の前にしっかりと掃除しておくことが大切です。

 

少しずつ自分たちの手で片づけていく方法はもちろん、大規模な庭や、手が届かない屋根に積もった落ち葉は清掃業者に頼むこともできます。

 

また、落ち葉専用のコンポストを使えば、栄養たっぷりの完熟した腐葉土へと育て上げることも可能です。完成した腐葉土は幹の栄養となり、木々をより一層強いものへと成長させる手助けをしてくれます。

 

自然は美しい光景を見せてくれる一方で、季節ごとのお手入れが欠かせないもの。

手をかけた分だけ応えてくれるのもまた自然ならでは。

てまひまかけた暮らしだからこそ、もっと愛おしい。

巡りゆく季節の支度も楽しみながら、ここにしかない毎日を過ごしていきたいですね。

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