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のどかな里山に身を委ね、それぞれのクリエイティブを楽しむ浅科・望月エリア

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暮らしのこと
2021.10.29
2021.10.29

佐久市中心部から20分ほど車を走らせ、だんだんと景色が里山になじんできたころ、浅科・望月地区に入ります。独特の、のどかな雰囲気を持つこの地区は、人口10万人の佐久市の西側に位置する山間部。

 

中山道の名残を残す望月宿の醸し出す歴史の風合い、そして地域の人たちによるクリエイティブが相まって、新しい風景が築かれている地域です。また、気軽に利用できる温泉施設も各所に点在しており、山間の暮らしをめいっぱい楽しむことができます。

壮観な浅間山と一面に広がる田園風景。南は蓼科山を望む丘陵地

浅科地区は、佐久市の北西部。北に浅間山、南に蓼科山の両山を見渡せることから「浅科」と名付けられました。標高は610m~830m、東側に千曲川が流れており、五郎兵衛米という良質な米どころとして知られています。一面に広がる田園風景の向こう側に堂々とたたずむ浅間山は壮観。

 

望月は、佐久市の南西部、南に望む蓼科山のふもとに広がるゆるやかな丘陵地帯で、標高は600mから蓼科山頂付近の2,400m。高原野菜の生産地としても有名です。住居が集まる地域は、ほぼ標高800mまでに分布しています。中央を南北に流れているのは鹿曲川。実は、平安時代から馬の産地「駒の里」として知られており、趣のある文化が息づいている地域でもあります。近年、クリエイティブな活動も盛んで、移住先としても人気を集めています。

 

馬と望月の関係は現代も強く残っており、毎年秋には、運動公園で草競馬が開かれています。春日温泉エリアの中には「馬事公苑」という乗馬クラブがあり、引き馬や、お試しの乗馬体験など、子どもから大人まで気軽に楽しめるアクティビティも。身近に馬がいる生活は、ゆったりとした望月高原ならでは。

 

佐久平駅から20分、暮らしやすさ×のどかさのちょうどよいバランス

 

交通面では、望月中心部から中部横断自動車道の佐久南ICまで車で概ね14分。佐久平駅までは20分程度です。

 

気候面について。佐久市の年間平均気温は11.6℃。近年は夏の最高気温が35℃を超えることもありますが、熱帯夜の心配はありません。一方で、冬の寒さは非常に厳しく、最低気温がマイナス10℃を下回ることも。

 

ただし、全国トップクラスの晴天率を誇り、年間を通じて降水量が少なく、冬の積雪も少ないです。佐久市は、冬場の気候にあわせた断熱効果の高い住宅を推進しており、断熱工事に関するリフォームには補助金も用意されています。快適な住環境を手に入れるために、この土地の気候や環境をしっかり理解した上での建築がカギになります。

 

暮らしの面を見ていきましょう。日常のお買い物は、望月にあるスーパー「SEIYU(西友)」。また、市内でも人気が高い「赤坂直売所」をはじめとした農産物の直売所も数多くあります。望月と浅科を繋ぐ国道142号線をまっすぐ東へ向かうと、道の駅「ヘルシーテラス佐久南」にもアクセスしやすいです。佐久平周辺へも、車で20~30分程度なので、ほどよく自然に囲まれながらも、生活には困りません。

医療面では、日本赤十字社の「川西赤十字病院」が望月にあります。内科、整形外科、小児科、外科、泌尿器科、眼科があり、地域医療を中心に、検診や人間ドック、訪問看護など一貫した医療を提供しています。また、地域包括支援センターも病院内に設置されており、望月・浅科地域の介護等の総合相談窓口として機能しています。市内の佐久総合病院、浅間総合病院までは車で20~30分程度。

 

教育面では、浅科、望月それぞれに、公立の保育園、小学校、中学校が1つずつあります。佐久市の公立保育園は「信州型自然保育(信州やまほいく)」の認定を受けており、豊かな自然環境を積極的に取り入れています。私立では、浅科幼稚園(浅科)白鳩幼稚園(望月)があります。

 

また、未就園児の子育て支援として、「あさしな保育園」「もちづき保育園」の中に、市の子育てコーディネーター(助産師・保健師・保育士)が常駐している「つどいの広場」があります。乳幼児の親子向けのベビーマッサージなどの教室も開かれているので、ぜひ、活用したいですね。

 

グルメや温泉の楽しみも

 

望月には「駒月味噌カツ丼」というご当地グルメがあります。昔から、この地域で育てられてきた鴈喰豆(がんくいまめ)という豆で作った味噌をつかったカツ丼。約10店舗の飲食店で食べることができます。佐久地域のカツ丼といえば、ソースカツ丼がメジャーなのですが、望月は味噌カツ。ぜひお気に入りのお店を見つけてみてください。

 

浅科・望月地区には、温泉施設もたくさんあります。特に、望月には「春日温泉」「望月温泉」の2つの温泉地があり、春日温泉はアルカリ性でとろりとした泉質が特長的。気軽に日帰り入浴を楽しめます。佐久市の振興公社が運営する、「穂の香乃湯」「布施温泉」「もちづき荘」「ゆざわ荘」の4館(現在、ゆざわ荘のみ休館中)は、毎月26日が語呂合わせで「ふろ(26)の日」として、入浴料が割引になるサービスも。浅科にある穂の香乃湯の露天風呂から見える浅間山は絶景ですよ。

 

食に始まり暮らし全体を豊かにしてくれる道の駅「ほっとぱーく・浅科」

浅科には「ほっとぱーく・浅科」という道の駅があります。2020年からこの施設の経営をしているのは、2016年に東京から移住してきた金子久登己さん。佐久市の地域おこし協力隊として3年間活動したのち、この道の駅の経営を引き継ぎました。

 

このあたりは、防災や景観を守るために電柱が地下に埋められていることもあって、非常にすがすがしい景色が続きます。築23年の建物ですが、休日には、浅間山を望む広々とした芝生で楽器の生演奏が行われたり、マルシェが行われたり、この環境の良さをめいっぱい堪能できるイベントを開催しています。

今、商品の種類は1500種類ほど。地元の農作物や加工品、お菓子、パンなどを豊富にそろえるほか、「自分が家族や友人にプレゼントしたくなるような商品を」という金子さんの思いで、無農薬や有機栽培、からだにやさしい調味料などを、全国各地から仕入れています。

 

こだわりの肉や魚も冷凍品で売られており、「地元で暮らすひとが、プチ贅沢をしたいときに、ここにくればいいものがある、と思ってもらえれば」(金子さん)。食料品だけではなく、本やボードゲームなどもあり、とってもすてきな「セレクトショップ」なんです。

 

地域おこし協力隊時代は「矢島の凍み豆腐」という、浅科地域に伝わる伝統食のPR等に力を注いでいた金子さん。「浅科には、独自の食文化がある。そういうものも少しずつ知ってもらいながら、この地域での暮らしを楽しんでほしいですね」。大型の道の駅「ヘルシーテラス佐久南」とはまた違ったあたたかさが、暮らしを豊かにしてくれるような、そんな道の駅です。

 

次々に生まれる望月の食のクリエイティブ。見逃せない新しいお店

 

the OK bread & pizza

望月の協和という集落のなかにひょっこり現れる、2019年にオープンしたパン屋さん。経営しているのは、望月出身の岡田信一さんと、美帆さん夫妻。中国でパン屋さんを経営し、地元に戻ってきたという異色の経歴。地元で暮らす人、移住者、観光客、さまざまな人たちが訪れ、この店の味のファンになる人も。

望月にあるチーズ工房「bosqueso Cheese Lab.(ボスケソ・チーズラボ)」のチーズを使った商品や、チーズをつくるときにできる「ホエイ」を生地に練りこんだピザにも注目。おすすめは「鹿のミートソースのピザ」。ナチュラルワインの品ぞろえも充実しているので、おうち時間も楽しくしてくれそうだ。周辺の飲食店や農家とともに開いているイベントも要チェック。

 

佐久平駅周辺から、車で20~30分程度で来られる浅科・望月地域。歴史ある文化の香りを残しつつ、のどかな里山風景、のびのびとした空気、自然の恵みが豊富な場所で、暮らしを創造しませんか。あなただけのクリエイティブを楽しんでみてください。

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