「心から気持ちが良い」と感じていただける家づくりには、強い地震に耐え得る力強い耐震性能、そして真夏の冷涼さと厳冬期の暖かさを両立する断熱性能が欠かせません。
アトリエデフでは、木が持つ本来の強さを引き出す伝統的な在来工法により、柔らかくて硬い、地震に強い家づくりを行っています。
また、近年の温暖化や寒冷地でも快適にお過ごしいただけるよう、蓄熱・蓄冷効果に優れた土壁や、自然素材の断熱材を使用し、心地よい空間づくりにこだわっています。
家族がいつでも心安らかに、
楽しく笑って暮らせる家でありたい。
地震に強い家

木組み
アトリエデフの家づくりでは、国産の杉の柱や梁を基本構造とした、木造在来工法を採用しています。釘や金具に極力頼らず、木が持つ粘り強さと、大工さんの手刻みで造作される仕口を組み合わせて、力強い構造を生み出しています。
ブログ:耐震性能について①

低中温乾燥
地震に耐えうる強くて丈夫な柱をつくる上で、伐採した木の乾燥方法はとても大事な要素です。アトリエデフでは、短期間で高音で一気に乾燥させる高温乾燥ではなく、約60℃でじっくり乾燥させる低中温乾燥を採用しています。これにより、木が持つ本来の粘り強さを活かした高い耐震性を発揮することができます。
ブログ:耐震性能について②

基礎
木を土地の湿気や虫から守ったり、家が傾いたりしないようにするために、コンクリートで造る硬い岩盤のような基礎がとても重要になります。地震で倒れないこと、寒冷地に耐え得ることも考慮して、丁寧に施工しています。
ブログ:耐震性能について③

耐震性能
すべての建物で「耐震等級2」相当の性能を有しています。建築基準法で定める基準の1.25倍の強さを標準としていますが、ご希望に応じて等級を上げることも可能です。
ブログ:耐震性能について④

構造計算と検証実験
アトリエデフでは、全棟で構造計算を行っています。構造設計の専門家である山辺豊彦氏監修の下、高温乾燥させた木材と低中温乾燥させた木材で実際の継手や仕口をつくり、引張試験で実際の強度を比較する破壊実験も行なっています。確かな数値による検証の成果は、強い揺れに耐え得る家づくりに反映されています。
ブログ:ヤマベ木構造を学ぶ
夏に涼しく、冬に暖かい家

土壁
蓄冷・蓄熱効果のある土壁で居住空間を包み込むことで、夏は涼しく、冬は暖かく感じられる断熱性能を確保しています。これにより思わず深呼吸をしたくなる、心地よい空間が生まれます。

断熱材
破砕した木の繊維を使用したウッドファイバーや、柔らかな羊毛を使用した断熱材を、天井や壁に充填しています。夏は涼しく、冬は暖かくという、快適に過ごす上で欠かせない性能を自然素材で確保しています。調湿性能も有しているため、壁内結露の防止にも貢献します。

そとん壁
火砕流の堆積物であるシラスからできていて、天然の防水性能と高い透湿性を持っています。一般的に、外壁のメンテナンスとしてシーリングの打ち替えと塗装が挙げられますが、そのようなメンテナンスは不要で、自然な美観を半永久的に保ち続けます。

上田実験棟
温暖化が進む昨今では、蓄冷は重要な課題です。前橋工科大学との共同研究で建てられた「現代版土壁の家」の実験棟では、温熱環境を計測し、土壁が持つ蓄熱と蓄冷能力を研究しています。