※10/9【当日券について】
当日券につきましては、会場の席をセッティングした際に、
映画を鑑賞するのに無理のない席数分でご用意する予定です。
いまのところ、各回10〜20席ほどご用意できるのではと考えています。
当日券の販売は、全ての回を11:30から会場受付にて販売いたします。
16:00〜の当日席も11:30から販売いたしますので、ご注意ください。

※10/4　全ての回の前売予約が定員に達しましたので
予約受付を終了させていただきます。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。
キャンセルがありましたら、こちらのサイトまたはFBにてご案内いたします。
当日券につきましては、会場の様子をみて少しだけお席を用意する予定です。
なお、「小さなマルシェ」はチケットがなくてもご入場いただけますので、
お気軽にお越しください。

「風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちると、土が肥える。
土が肥えると、果実が実る。
こつこつ。ゆっくりと。人生、フルーツ。」

暮らしを提案する仕事をしているわたしたちが、
今、伝えたいと思う映画に出会いました。
丁寧に、丁寧に暮らしをつくる、しゅういちさんとひでこさんの二人の毎日。
「暮らしが変われば、生き方が変わる」
本当に、そう感じさせてくれるドキュメンタリー映画です。

映画の舞台は、愛知県にある高蔵寺ニュータウンの一隅にある、
風のよく通る雑木林に囲まれた平屋のお家。
そこに住む建築家、津端修一さんと妻・英子さんが紡ぐ毎日は、
自然の循環に寄り添い、四季に合わせて野菜や花を育て、
自分たちの手を使ってものを作る、まるで自給自足のような暮らしです。
観る人に、本当の豊かさを思索させるドキュメンタリー映画。
ぜひ、多くの方にご鑑賞いただきたいです。

そして、映画の上映会に合わせ「小さなマルシェ」も開催します！
映画のご夫婦と同じように、日々の暮らしの中で自分たちが良いと感じたものを
紡いでいる素敵なお店が並びます。

【出店店舗】（new!情報 9/20）
■カルパ
長野県茅野市にある、国産小麦と自家製酵母のぱん屋さん。
使用する材料は近隣の有機農法や自然農を実践されている農家さんから
直接仕入れるなど、目の行き届く確かな原材料を使い、
フランスの伝統的な製法で現代的なぱんを焼いています。
シンプルで素朴なぱんを一口ほうばると、噛みしめる度にぱんの奥の奥の奥にある
深い味わいが、小さな口の中で少しずつ広がります。
そんな不思議な口内宇宙を、ぜひご堪能ください。

■蓼科びーんず 古民家　かもすや
長野県茅野市にある古民家で、手作りゆばとお豆腐料理を提供している料理店。
お料理に使う発酵食品、麹や味噌などの調味料もすべて自家製で作られていて、
お店は完全予約制なので、おいしい素朴なお料理がのんびりと楽しめます。
四季折々の風情が感じられるお庭で取れる山菜や山野草、きのこや栗なども、
お料理に使われていて、その時その時の季節や風景を味わえるのも魅力的。
そんな季節のご飯やお惣菜、
できたてのおからドーナッツで心もお腹も満たしてください。

■やさいのおすしや
山梨県を拠点に、全国へお料理教室やイベントに出店をされている
奥秋浩一さんがつくるやさいのおすし。
じっくりと手間をかけ下ごしらえされた色鮮やかなネタのやさいからは、
やさいの新たなポテンシャルを感じます。
見た目も美しく、味も奥行きがある美味しさ、そして、
歯ごたえや舌触りも楽しいので、きっといろいろな種類のおすしを
食べてみたくなると思いますよ。

■しぜんのおやつ nagi
長野県や山梨県を中心に、出店をメインに活動しているおやつ屋さん。
たまご・乳製品・白いお砂糖を一切つかわない、体に優しいおやつを焼いています。
できるだけ安心安全な材料を選び、旬のくだものや野菜を使って作られるおやつは、
しぜんな素材そのものの味が絡み合って、とても美味しい。
素朴だけれど、素材が持つやさしい甘みが際立つ、そんなおやつです。
日々のホッとする時間のおともに、おすすめします。

■mame mura coffee
山梨県北杜市や諏訪地方を中心に活動されている、自家焙煎のコーヒー屋さん。
今はまだ店舗はありませんが、イベントに出店したり、
他のお店とのコラボ企画や焙煎のワークショップなどを開催したりと、
いろんな場所やお店でコーヒーを淹れています。
コーヒーの他にも、日本や中国、台湾などのお茶も提供しています。
丁寧に淹れてくれるコーヒーやお茶のやさしい味わいが、
のども心も潤してくれますよ。

■アトリエDEF（わたしたちも出店します！）
アトリエDEFでは、スタッフが作った木工品を販売します。
家づくりの際に出る端材を使って作った、やさしい手触りの木のお皿や、
重い雪が降りつもる豪雪地帯にできる根曲り杉で作る、木のポットなどなど。
それらの木は材木としてはもう使えないけれど、
植林した山で育ってくれたのだから、違う形で人と山をつなぐモノとして
何か作れないだろうかという思いから生まれました。
いろんな個性のある木の姿を、手にとって感じてもらえると嬉しいです。
それから、ご縁があって
「Boulangerie POCO（ブーランジェリーポコ）」のパンも少し販売します^^

お店と会場のアトリエは、11時半からOPENです！
アトリエ内では飲食ができますので、
早めに来て、お買い物をしたり、お昼ごはんを食べたりなど、
映画が始まるまで、のんびりお過ごしください^^

出店者の詳細や最新情報は、当社のFacebookページ「循環の家＠アトリエDEF」と
インスタグラムでも順次公開いたします。

＞Facebookページ
https://www.facebook.com/junkannoie/

映画やマルシェを通して、
みなさんと「豊かなさとは何か」について思いを巡らせながら、
素敵なひとときを過ごせることを楽しみにしています！

『人生フルーツ』
（2016／日本／91分）

監督：伏原健之
出演：津端修一　津端英子 　ナレーション：樹木希林
配給：東海テレビ放送

—STORY—
東海テレビが製作したドキュメンタリーシリーズ第10弾。
敗戦をきっかけに戦後復興のために日本住宅公団に入社し、
高度経済成長期を通じて数々の都市計画に関わってきた
90歳の建築家・津端修一と87歳の妻・英子の信念ある丁寧な暮らしぶりを追う。

愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。
それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に
倣って建てたもの。四季折々、庭で育てられた70種の野菜と50種の果実が、
妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わる。
刺繍や編み物から機織りまで、英子さんは何でもこなす。
たがいの名を「さん付け」で呼び会う長年連れ添った夫婦の暮らしは、
細やかな気遣いと工夫に彩られている。