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移り住む

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移住者インタビュー・Y様「ちゃんと暮らす、命が喜ぶ生き方。 移住ではなく、移り住むということ。」

移住者インタビュー
2021.6.18
2021.6.18

東京から長野県青木村に移り住んで、今ではしっかりと地域に馴染んだ佇まいのお二人。

言葉をつむぐお仕事をされていることもあり、東京とも行き来する繋がりも残しながら、東京とは真逆の、田舎暮らしを楽しまれています。

暮らしの舞台を変えて、「自分たちらしい暮らし」を自然体で実践されているご夫婦の「梅ぼしを干してくらす家」へお邪魔しました。

 

・プロフィール
Yさん夫妻 / 東京から2016年移住
 

移住を考えたきっかけを教えてください。

東京にいたとき、人と接しているなぁという実感をあまり持てませんでした。
街というものが機能的になりすぎて、人もその機能の一部のような印象で。
 
311の震災があったときに、その機能が文字通り機能しなくなって、実は都会というものがとても脆いものだと強く感じたことを覚えています。
 
都会のシステムに依存することへの不安、そして、人と接したい、もっとちゃんと生きたい、という漠然とした、でも切実な思いが強くなって、移り住むことを考えました。
 

移住することに不安はありませんでしたか?


移住という言葉には、それまでの生活や価値観を全て捨てて、全く新しい未知の環境に飛び込んでいくイメージがあるように思います。
 
私たちが選んだのは長野県の青木村という場所ですが、そもそも同じ日本だし(笑)
当然言葉も通じるし、お金だって普通に使う生活だし、お店だってあります。
 
仕事の面での変化は大きいし、収入も変わりますが、支出だって変わるんですよね。都会より確実に減ります。
 
私たちにとっては「移住」とは、文字通り「移り住む」ということで、それ以上でも以下でもなかったです。
やってしまえば何とかなると思っていたし、実際何とかなっています。
楽天的なのかも(笑)
 

実際に移り住んでみて、暮らしてみての感想はいかがでしょうか?

東京にいた頃は、今よりも閉じていたように感じます。環境だけでなく、自分たち自身もそうだった。
今はそれがオープンに開いていると思います。必要だからそうなるし、それが悪くないな、と。
 
例えば、何か情報を得ようと思ったら、東京だとインターネット。
でもここでは人から、なんですよね。

 

地元の人たちとの交流、繋がりはどのように感じていますか?

周りの人はとても親切にしてくれます。おすそ分けもしょっちゅう。
はじめはそれに対して恐縮したり、お返ししなきゃ、と思ったりしてましたが、今はもうありがとうって素直にもらっちゃってます。
 
こちらでは、畑もやるし、庭仕事もやります。村の寄り合いもあるし・・・やることはいっぱい!忙しいです。
 
・・・それはいわゆる楽しみ、余暇ではない。でも、かといって100%の義務でもない。
なんだろう・・・やらなきゃいけないこともであるし、でもやったら楽しくて、とても満足感があって、そしてそこからつながりが生まれて、なにより心がうれしいんです。
 
東京にいた頃は、やることはやること。
なるべく効率よく片付けて、少しでも多く自分の時間というものを確保するように頑張っていました。
 
今は、やることと自分の時間に明確な線引きはなく、やること自体が自分の時間で、それをしていることが暮らしそのもの。
一言で言えないけど、ちゃんと暮らせている、という実感はすごくあります。
 

DEFと出会ったきっかけを教えてください。

DEFさんとの初めての出会いは東京でのセミナー(循環学校)でした。
そこでは環境のこと、循環する暮らしについてのお話しがあり、家の宣伝は一切なかったんですよね。
工務店のセミナーなのにってびっくりした記憶があります。
 
上田市のモデルハウスを訪ねたときも、一緒にかまどご飯を食べて、移り住むことや暮らしについて楽しく話しをしました。
営業的な話しが全くなくて・・・一緒に暮らしをつくっていきましょう、ということへの本気な姿勢がとても心地よかったです。
 

最後に・・・お家での暮らしはいかがでしょうか?

DEFさんの家は、いかにもいい家をつくろうとしていなくて、森の木が自然にそこに存在するように、家も自然にそこに存在しているように感じます。
すごく作り込まれているんだけど、過剰ではなく、物足りないこともなく、奥ゆかしく私たちの暮らしに寄り添ってくれていて・・・
だから私たちも自然に家に寄り添えて。
そんな、あるがままの姿が心地よいです。
 
・・・夜、リビングからふと吹き抜けを見上げたとき、窓からきれいなお月様が見えました。そのときに、ああ、なんて豊かなんだろうって。
私たちは今、人間らしく生きているなぁ、移住してよかったなぁって。
そんなことを思える瞬間が訪れる暮らしって悪くないですよね。

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