家具工房 木ずな

ひとつの家具ができるまでには、永い時間と多くの人の手が加わります。木を植え、育て、伐り、製材をして、やっと家具をつくることができます。いつかどこかで芽生えた命、いつか誰かが植えた木、それぞれの木の歴史を知り、森と人のつながりの中で生きることを私たちは大切にし、明るい未来へ繋げてゆきたいと考えいています。

木ずなからのメッセージ

日本の山を守り育てる、家具。
かつて、人は山からたくさんの恵みをもらっていました。暮らしのすぐ側に山があり、それはとても豊かなことでした。しかし、早く安価に色んなものが作れるようになった現代、そのつながりは希薄になり、人の手が入らなくなって荒れた山が増えています。日本の木を使うことは、日本の山を育てることにつながります。山と人の暮らしがつながり、そこに巡ってゆく環境がもっと豊かになることを目指し、家具作りをしています。