なぜここに別荘を建てようと思ったのですか？

「今から3年前に、軽井沢の友人の別荘に遊びに行ったのが、別荘をつくる切っ掛けになりました。泊まった翌朝に感じた、なんか気持ちいいなというのが印象に残り、場所を探し始めました。」

長野の蓼科に決めた理由は？

「軽井沢、福島の裏磐梯、那須高原と、バブル時期も色々と軽い気持ちで土地は見てたよ。でもなんか、しっくりこなくて。そんなある時、息子が名古屋に就職が決まって、そこからも来易くて、山が見えるというここが、候補に上がってきたんですよね。

最初は林間で探してたんです。窓から見える林に惹かれて。でも、景色がいい所は傾斜地。かつ八ヶ岳を見るには逆側にいないと見れない。それで、不動産屋から蓼科を紹介されました。そして、よく考えた結果。林間はこれからも出会えるけど、この景色が見えるのはもうないかも知れないと考えたんだよね。ここは湿気はないし、日照時間は長いし、景色が綺麗でいいんじゃないかということになりました。」

ここからの景色は、まさに「絶景の家」ですね。

「八ヶ岳が見える場所は他にもあるけど。ここは山と同じ目線だから、仰ぎ見る感じが無い。八ヶ岳と目線が同じ。これは、写真じゃ分からないのが残念。実際に来てみないとね。購入する時は、両隣がすでに売れていて、売れない土地だったんです。でも大井さん（ＤＥＦ代表）に土地を一緒に見てもらったら、建てる位置を少しずらすだけで、素晴らしい景色を楽しむことができる家ができると、背中を押されて。5月に探し始めて7月に土地が決まりました。」

ＤＥＦとの出会いは？

「ＤＥＦを見つけたのは偶然です。色々みたけど、どこもぱっとしなかった時に、一度電車で蓼科に来たくて、この辺を歩いてたら、ＤＥＦの「蓼科の家」が通り道にあって。見た瞬間、これだって一目ぼれして。

ＤＥＦの看板があったから、すぐ連絡して循環の家を見に行き、ＤＥＦに決めました。同じ家でも、入ったかんじが全然違ったの。循環の家は違和感がなくて、自分の家みたいでしっくりきちゃったのよね。」

別荘を建てるにあたり、心配だったこと大変だったことを教えて下さい。

「一番心配したのは寒さ。でもこの家は、外気温－15度の時にストーブを焚かなくても、家の中はマイナスにはならない。－2度の時で家の中は10度もあるよ。最初正直、薪ストーブは飾りぐらいだと思っていたんですね。寒い日だって、薪ストーブをつけたら冬でも裸足で過ごせちゃう程です。埼玉の家は窓が3重だけど、ひょっとすると、向こうの家のほうが寒いかも。

ビニールクロスや合板の家は、床の足触りが違う。無垢の木はひやっとしない。この周りの別荘の人は夏しかこないけど、この家は温かいし、毎週来ちゃいますね。」

これからやりたいことを聞かせて下さい。

「別荘をこっちに建ててから、長野のワイナリー巡りをし、国産の長野ワインが好きになりました。今では会員制のワイナリーに苗木を植えに行って、ぶどうの木の成長を楽しみにしています。1年に1回そこのワイナリーのワインが送られてくるんだけど、もったいなくて、ほとんど飲んでないの。（笑）

将来いつか、ワイナリーのオーナーになれたらいいな、なんて夢を持ってます。まだ、諦めてないよ。ＤＥＦさん一緒にやらない？（笑）」