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今日は、読んだ本でお気に入りにしている本の紹介を書いてみようと思います。
一応、建築の本の中から選んでみました。

今日のオススメ本は、建築家の伊礼智さんの「オキナワの家」という本。

伊礼智さんをご存じでない方のために、簡単なプロフィールを。

沖縄県生まれの、現在61歳の建築家の方です。

現在は東京藝術大学の建築学科で講師をされている方です。

住宅建築をメインにお仕事をされている方で、この本だけではなく建築の本をいくつも出されている方です。

Wikipediaもあります。

伊礼さんの書かれる本は読みやすい本が多く、しかも詳細図等も載せてくれている本もあったりと、バラエティーに富んでいます。

で、今回の本の「オキナワの家」

上記に書いたように、伊礼さんは沖縄県出身。なので沖縄の昔ながらの家の作りが現在ご自身が設計されている建物にも、そのDNA的なものが流れているというお話し。

住宅に限らずですが、特に住宅というのは、その地方地方の気候や、住まい方、農業とのかかわり方、自然災害に対する考え方等が色濃く出やすい建物なのかなぁとは感じています(特に昔の建物は)

そんな中で沖縄。特に日本列島からも他の件からも離れていて、もっと言うと17世紀のはじめのころまでは、琉球国と言って、日本とは別の国の独立国だったとの事。

ましてや、高温多湿の気候で、台風の直撃も多い。

中国や台湾との距離も日本よりも近く、海外の文化等も含まれてきているような土地。

そんな下地のある沖縄という国。

もうこれはかなり独自な家なんだろうなぁと思いますよね。

たしかに沖縄らしいと言われるような以下のような建物。

沖縄に行かれたことのある方は見たことがあると思います。

屋根の瓦の色とかは確かに特色があるけど、それが和瓦に変わったらどうでしょうかね?

結構、和風、日本家屋って感じがしませんかね?

なんか、本土と沖縄での共通点も見えてきたり、また違う点も見えてきたりと面白い本でした。

「オキナワの家」の本で書かれている中で、伝統的な沖縄の家の敷地の絵が書いてあります。

その中で印象的だったのが「ヒンプン」(屏風)という目隠し兼魔除けのついたてみたいなものが敷地の入り口に作られています。

ヒンプンが街との距離を心地よく区切ってくれる装置の役割をはたしてくれております。

伊礼さんが実際設計されている建物でもヒンプンを作っている時があります。

素材はコンクリートの打ちっ放しですが、建物と道路を区切っているものになっています。

あと沖縄の家で印象的なのは、防風林と石垣ですかね。

やはり台風の多い地域なので、強風に建物が直接さらされないようになっていたりしますね。

私の現在住んでいる群馬県前橋市でも、古い民家の家には、場所にも寄りますが、敷地の北西の方に常緑樹の木が植わっていて、群馬名物の冬のからっ風から家を守ってくれるように木々が配置されている事が多いですね。

地域地域で家が変わり、路地とのかかわり方が変わり、街がが変わる。

そうするとその地域ならではの街並みが出来上がってくる。

現代の世の中は、比較的、効率重視というかコストパフォーマンス良くというか、みんなが横一線な感じで、似たかよったかの家がたくさん並んでいる。ハウスメーカーの建物とか。

もちろんそれも一つの形ではあるのだろうけど、さっき書いたように、その地域の気候とか自然災害とかって気にしているかな?って話。

どこかのどこかで効率よく、コストパフォーマンスが良かったからって言って、他の場所に持ってきて、ポンって建てても、それって住みやすい家なのかな?って話ですね。

日本の街並みがハウスメーカーの住宅展示場みたいになっていますが、それはなんかつまらないなぁって感じてしまいます。

ただ、それはそこに住む人たちで選んでいった未来の街並みだとは思うので、それはそれで未来のカタチなのかなって思ったりもします。

あと、話は戻りますが、伊礼さんの建物と沖縄の伝統的な家で触れている部分としては、建物の高さの部分ですかね。

伊礼さんの建物を実際見たことある人であればご存じだと思いますが、天井の高さとか建具の高さとかのメリハリがあって、包まれているような、けど開いている部分は広がりがあって気持ちの良い建物っていう印象があるのですが、それの根幹にあるのは、やはり沖縄の家。っていう事らしいです。

沖縄の家に限らず日本の伝統的な家も、梁の高さや天井の高さが低かったり、って思ったら、天井の高い格式ある部屋あったりとメリハリをつけて、部屋の優先順位をつけていたような感じもありますね。

そんなこんなの「オキナワの家」

この本を読んでから、沖縄へ行ってみると、また目線が変わって面白いような気がします。

ご拝読ありがとうございました。

まる。

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