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アトリエDEF通信

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多様なことは豊かなこと

先日、昨年お引渡しを終えた現場、まねびの家にメンテナンス工事で伺いました。

お久しぶりのお施主さんとともに、素敵な椅子が出迎えてくれました。

一見、すべて同じに見える椅子。

だけれど、実はどれも違います。

上から、

ケヤキ(欅)

クワ(桑)

チャンチン(香椿)

ケンポナシ(玄圃梨)

キハダ(黄檗)

全て無塗装です。(ミツロウワックスのみ塗布)

同じ形でも、色も違うし、手ざわりも、重さも、匂いもすべて違います。

これらはすべて日本の山の木。

アトリエデフのオリジナルキッチンをつくってくださっている家具屋さん、長野県南箕輪村の有賀建具店の作です。

こちらは、やはり有賀建具店さんの、いろんな木を用いた寄木のテーブル。

手前から真ん中に向かって、ケヤキ・キハダ・クルミ・チャンチン・サクラ。

 

「木」と一口に言ってもこんなにちがって、こんなにおもしろい。

 

日本にはこんなに多様な木が沢山あります。

それを育む山々が、森が、自然があります。

日本の山の木、里山の木を生かす仕事がしたい。
その思いで建具に加えて、家具づくりを始めた有賀建具店の親方。

有賀建具店さんの仕事に、この多様な木たちに触れると、私は少し、豊かな気持ちになります。

 

 

恥ずかしながら、私は、アトリエデフにくるまでは、

ベニヤ板も、集成材も、無垢材も、国産材も外材も十把一絡げに、同じく「木」だと思っていました。

それがデフに来てから、私のなかでは、木は集成材と無垢材に、

無垢材は針葉樹と広葉樹に、

針葉樹は、杉・桧・ヒバ・唐松・赤松に

広葉樹は、サクラ、クルミ、クリ、カエデ、タモ、ナラ、ケヤキ、カバ、ホオノキ・・・・・

数えきれないくらい多様になりました。

それは、私の人生においてとても豊かで大事なことだと思っています。

 

そんな思いを他の人とも共有したくて、

まねびの家のお施主様から家具の相談を受けたときは、5脚の椅子をすべて違う樹種になさるように、ご提案させて頂きました。

 

デフとの出会いを、日本の森の、多様で豊かな木たちとの出会いだと感じてくだされば、

幸甚に存じます。工事部の漆戸航でした。

あまりにも有賀建具店さんの家具がデフの家の中で素敵に佇んでいましたので、

是非他の方にも見て頂きたいと思い、

「まねびの家」のお施主様に、オーナーズハウスの打診をしたところ、快くオーケーを頂きました。

S様、誠にありがとうございます。

そんなわけで、また詳細はイベント情報にアップされますが10/14、オーナーズハウス、開催予定です。

ぜひともいらしてください。

 

漆戸

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