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アトリエDEF通信

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主役?脇役?

戎谷
八ヶ岳営業所

デフの家は、全てが主役のようで主役でない、脇役のようで脇役でない物ばかり。

今回は、木製建具について。職人さんの仕事はどれもかなり奥深いものですが、これもかなり奥深い仕事。木製建具も建物の脇役のようで脇役でなく、主役のようで主役でない存在。でも、ちょっと間違えれば建物全てが台無しに。

やぱっりこれも職人さんによる手作り。当然素材も薬品処理されていないもの。

建具屋さんの加工場に行くと、大工さんの加工場同様沢山の材木が干してあります。建物の構造として使う材料と、木製建具の材料は同じ木でもまったく別物。木製建具の材料は、節のない目の詰まったものを使います。デフでは、基本的に杉を利用。各建具屋さんは、デフの仕様に合うように、奈良の吉野や秋田等から杉を取り寄せてくれています。

黒い木も鉋をかければピカピカに

刃物も同じ。大工さんと同じように刃物を使う職人さんでも、使用する刃物や仕事はまったく別物。大工さんも建具は製作できますが、やっぱり建具屋さんのように繊細には出来ません。

木製建具にも沢山の種類があります。框戸・襖・障子・ガラス戸・板戸・古民家で見られる舞良戸などなど・・・・・。それぞれの建具の種類の中でも更に沢山のデザインがあります。デザインを少し変えるだけで全体のイメージが全く変わります。他にも、木の使い方(板目・柾目)や木の種類・枠の巾・障子紙・襖紙の種類など拘るところは沢山。

建具屋さんは、現場で大工さんが組んだ敷居や鴨居の寸法を実際に測って加工場で製作します。加工したものを現場で設置して行きますが、簡単には終わりません。大工さんの組んだ建具の枠なども木で組んであるので少しづつ歪んでいます。これを最後に綺麗に締められるように建具屋さんが現場で加工。鉋で建具を少しずつ削って調整して取り付けます。なかなか難しい仕事。

工業製品のおしゃれなデザインの物を選ぶのも楽しいですが、デフのスタッフや職人さんと相談して自分だけの物を造ってもらう。職人さんの仕事には建築が楽しくなる要素が沢山詰まっています。どうしても大工さんの仕事に目が行ってしまいますが、建築中・計画中の方は、木製建具にも目を向けてもらうと、もっともっと建築が楽しくなると思います。

えび

 

 

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