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アトリエDEF通信

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実るほど 頭を垂れる 稲穂かな

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img_4641先日、土壁に使う藁を確保するため、長野県は東御市にある白倉ファームさんを訪ねました。

東御市はDEFの自社生産の壁土をつくっている土場がある地です。

壁土のトレーサビリティーの担保ということで、実際にお米を作っている農家さんご本人にご案内いただいて、まだ稲刈り前の田んぼを見せていただきながら、お話を伺いました。

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白倉ファームさんは自社作付で3.5haの無農薬・化学肥料不使用の田んぼと、11.5haの減農薬・減化学肥料の田んぼ、あとは酒米やもち米、お餅やおイモなどなど、をつくってらっしゃいます。

デフで今まで藁をいただいた農家さんの中では、比較的大規模な農家さんになります。

今回いただいた藁は、そのうちの無農薬・化学肥料不使用のもの。

稲の中に交じって見える緑の雑草たちが、その証なのだそうです。

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草とりは少し大変だけど、それでも無農薬で、化学肥料に頼らず、ウズラの殻などを使った有機肥料でやってらっしゃるとのことです。

なんでも、それが出来るのは、この東御市の八重原の地のおかげなんだとか。

その理由はざっくり3つ。

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一つが、浅間山などの山あいを吹き抜ける風のおかげ。

空気が滞らず、稲も病気になりづらいそうです。

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二つ目が水。

江戸時代に先人たちがこの地に山からの清流をひき、たくさんのため池を設けたそうです。

DEFの壁土用の土場の近くにもため池がたくさんあります。

山からの清流はため池で一度温められます。そのため田んぼに流れ込む水は清らかでいて、かつ温かく、稲の生育に最適なのだそう。

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そして3つめが、土。

DEF自社生産の壁土と同じ地質のこの地の土は、とても粘り気が強く、稲がしっかりと根を張ることができるそうです。そのことがお米にコシを与えてくれるのだとか。

そんな東御の地の自然の恩恵と、先人たちの知恵と歩みによって、無農薬のお米作りが成り立っているのだそうです。

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自然と人間に尊敬と感謝です。

そしてどこか米作りと壁土づくりが結びつくような、暮らしづくりと家づくりが繋がったような、不思議な感覚があるような気がします。壁土づくり、奥が深いです。

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そうそう、白倉ファームさんからサンプルで無農薬のお米を頂きました。この地から名前を冠して「八重原米」と言うそうです。

さっそく食べて素材の品質チェック。大事な仕事です。もちろん釜戸ご飯で。

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お米のほどよい甘さと、適度な水持ち加減がいい塩梅。

しゃっきり、といったら変な表現かもしれませんが、コシよく、なんというか、冷めてもおいしいのかも。

おにぎりにも最適かもしれません。

東御の地の水と土を形容するような、清らかで芯のある味なのかもしれませんね。

 

おすそわけした上田本社の某スノーボーダーさまと某ロッククライマーさまからも「すごく美味しい!」と絶賛でした。

危うく頂いたお米をすべてぶんどられそうなくらいでした。

・・・

そんなわけで、DEFの壁土には東御の地の水と土と自然で育った稲わらが加わります。

もちろん、御助力いただいている、群馬や長野の無農薬の農家さんからいただいた稲わらも加わります。

多様なあり方が豊かさであり、大切だと思うのです。

 

自然と人間の在り方、歩み方、その力に、尊敬と感謝です。

稲のように頭を垂れて生きたいです。工事部の漆戸航でした。

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